こんにちは、ＦＲシマゴンです。
先週金曜日に実施した、吉田高等学校3年生への環境教育支援プログラムの様子を紹介しますね。富士山の麓に位置する県立吉田高校は、「富士山学」という学校独自のプログラムを平成14年から実施しています。ありがたいことに我々ＦＲにも声をかけていただき、一昨年から「富士山の環境問題と保全対策」と題して、現場発ならではの話をさせてもらっています。
　当日は、『富士山学』に対するＮＨＫの取材（まるごと山梨、12/14放映済み）が入り、生徒たちは緊張していたのか全体的におとなしめ。一方的な講義ではなく、できるだけ双方向を心がけていますがどうだったでしょうか…。毎回終了後、「ああすれば良かった、こう話せばよかったのでは…」と反省点が残ります。次回に生かさないといけませんね。地域の宝は「富士山」だけではありませんよね、これから地元を担っていく目の前にいる生徒たちも「大切な宝」です。

みなさんこんにちは、富士山レンジャー（以下ＦＲ）「シマゴン」です。
ＦＲ初ブログは、先週金曜日の出来事です。

4日、国賓として訪日中のショーヨムハンガリー共和国大統領が富士山周辺の視察に訪れました。
最初の目的地は、わたしたちＦＲの事務所も入っている県立富士ビジターセンター。館内視察後、富士山４合目へ向かわれました。当日は、まさに『ピーカン』、最高の景色を堪能されたのではないでしょうか…（同行していませんので、推測です）。下山後、「西湖いやしの里根場」の視察と昼食をはさみ、本日のメインイベント（当事者ですので、そう勝手に思っています）である、大平山ハイキングとなります。なぜ当事者かといえば、案内役を仰せつかったからです。
予定よりも30分ほど遅れて、ハイキングスタート。随員の方も含め総勢十数名、足並みがそろわず難儀しました。でも大統領は、お国でもよく歩かれているそうでかなりの健脚です。大平山山頂では北麓に延びる「影富士」を、また途中稜線からは「ダイヤモンド富士」も見ることができ、皆さん楽しそうにカメラのシャッターを押していました。大統領はじめ、皆さんにご協力いただきなんとか、無事にゴールである花の都公園に到着することができました。つたない案内ではありましたが、最高の天候と我らが「富士山」が味方をしてくれました。感謝、感謝！