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ホーム > おもてなしレポート > 第5回「第3回おもてなしのやまなし県民大会」

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第5回 「第3回おもてなしのやまなし県民大会」

 県民総参加での「おもてなし」について理解と関心を深めていただくため、平成26年1月30日におもてなしのやまなし県民大会が開催されました。今回のレポートでは、県民大会の模様についてお届けします。

第三回県民大会01

平成25年度おもてなしのやまなし知事表彰

 「おもてなしのやまなし知事表彰」とは、平成23年に制定された「おもてなしのやまなし観光振興条例」に基づいて、優れたおもてなしを実践している県民の皆様や事業者の皆様を表彰する制度です。

 第2回目となった今回は、県民表彰(個人・団体)と事業者表彰、計10組の皆さんに、平出亘副知事から表彰状と記念品の表彰楯が贈られました。

県民表彰(個人の部)

 国文祭のフットパスや甲府観光ボランティアガイド研修会での講師等、山梨県の郷土史に関するあらゆる場面で中心的な役割を果たしている、林陽一郎様

第三回県民大会2

 250年続く御師の家「毘沙門屋」を活動の場として、富士山信仰と御師文化の伝承に尽力されている、佐藤勝利様(表彰式は佐藤様欠席のため、代理の町田陽子様)

第三回県民大会3

 韮崎市の歴史・自然の知識に長け、観光協会主催のトレッキング等で観光ボランティアガイドを務めるなど、韮崎市の観光地のPRに貢献された、塩田孝様

第三回県民大会04

県民表彰(団体の部)

 ほうとうや鳥もつ煮など「食」を通じた活動(イベントへの出店等)により、郷土の活性化に尽力されている、こうふ食倶楽部の皆様

第三回県民大会05

 全校生徒が作成した草花プランターを石和温泉駅前商店街等に設置し、地域の環境美化とともに観光客を花でおもてなしする取り組みを行っている、県立笛吹高等学校の皆様

第三回県民大会06

 甲州市を訪れる観光客向けの観光情報誌を発行し、新しい特産品を開発しイベント等へ出店するなど地域活動にも積極的に参加している、県立塩山高等学校商業開発部の皆様

第三回県民大会07

事業者表彰

 県内全局で「やまなしおもてなし宣言」を行い、所有の車両約1500台におもてなし宣言ステッカーを掲示するなど、県民総参加のおもてなしの推進に貢献された、日本郵便株式会社甲府中央郵便局の皆様

第三回県民大会08

 常にお客様の立場に立った事業運営(GPSシステムや福祉タクシーの導入、ヘルパー養成等)を行っており、「おもてなしタクシードライバー」の登録にも積極的に参加している、日之出観光自動車株式会社の皆様

第三回県民大会09

 富士山の世界遺産登録に伴い急激に増加した富士北麓地域への外国人観光客に対して積極的に多言語対応を行うなど、旅行者のニーズを踏まえ、おもてなしの心をもって親切な対応を行っている、富士河口湖観光総合案内所・河口湖温泉旅館協同組合案内所の皆様

第三回県民大会10

 山梨県との包括的連携協定の一環として、集配用段ボール箱に「世界遺産富士山」の写真や「おもてなしやまなし」のロゴマークを掲出するなど、山梨県の観光情報とおもてなし推進を全国に発信している、ヤマト運輸株式会社山梨主管支店の皆様

第三回県民大会11

 また、ロビーには、受賞者の皆様の活動内容を展示しました。

第三回県民大会1

基調講演『こころの筋トレはじめていますか?~地域のおもてなしの「芽」を育てよう~』

髙野さん

 やまなしおもてなしアドバイザー高野登さんによる基調講演。今回は、こころの筋トレをテーマにお話をいただきました。

「 おもてなし」には、「こころの筋トレ」が必要

おもてなしをするためには、相手の立場になって、相手の価値観で物事を見ることが必要になります。

おもてなしは、形にできる人とできない人がいますが、その違いは、

相手が何を欲しているか、相手の気持ちをつかむ力が育っているかどうか、の違いです。

つまり、おもてなしを形にするには、自分の心に筋肉をつけておく必要があるということです。

日々、自分の「こころの筋トレ」をすることが大切です。

 地域社会は「こころの筋トレ」の場

昔は地域社会が子供たちに筋トレの機会を自然に作ってくれました。

自分が小さい頃の話ですが、近所の家に遊びに行ったとき、そこのおじいちゃんから、

「おーい、ちょっとそこのキセルたばこを取ってくれ!」と言われたので、キセルとたばこの葉を持って行ったんですね。

そうすると、おじいちゃんに怒られてしまう。「どうやって火をつければいいんだ。」と。

それで、マッチを忘れていたことに気づいて、急いで取りに行っておじいちゃんに渡すと、

「おまえ、このたばこの灰はどうすればいいんだ。」と言われるわけです。そこで灰皿も忘れていたことに気づくんですね。

こういうやりとりをする中で、「たばこ!」と言われたときは、たばことマッチと灰皿が必要なんだということに気づいたんですね。

これは一つの例ですが、こういうことの積み重ねが、まさに「こころの筋トレ」です。

相手が必要としているものに自分で気づいていく、そういう力をトレーニングしているわけですね。

でも、今の若い人たちは、こうした筋トレをあまりしてきていないように感じます。筋トレをしてこないと、どうなるか。気が利かない人になってしまうんです。

でも、これは、若い人たちが悪いのではなく、「こころの筋トレ」をさせる場を作ってこなかった大人や地域社会が原因ですね。

地域の誰かに心を育ててもらう。そういう地域社会にするためには、大人が肝になります。会社であれば、リーダークラス以上の人ですね。

「こころの筋トレ」は自分の家庭でもできる

「こころの筋トレ」はどうやって行えばいいでしょうか、と若手ホテルマンに聞かれたことがあります。

私は、「自分の家庭で、料理を作ってくれるお母さんに、今日もおいしいね、これ旬の食材だよね等と、とにかく毎日一言言ってみなさい。」とアドバイスしました。

これをきちんと実践したホテルマンの家庭では、食卓で家族全員の会話が増えたそうです。

いつもは、ただ、黙々と食べるだけで会話のないえさ場だったところが、家族の憩いの場になったわけです。

私が勤めていたリッツカールトンの考え方は「関わったすべての人の心に寄り添って、すべての人の心をワクワクさせる」というものでした。

まずは自分の家族、身近にいる人の心をワクワクさせられなければ、お客様をワクワクさせることはできないんですね。

このホテルマンですが、家庭だけでなく、職場でも変化が見られました。

家庭で筋トレをし続けてきたことで、お客様にも何気ない声かけ、自然とお客様に一歩近づくような声かけができるようになったのです。

日常の中にも、自分の「こころの筋トレ」をする場はたくさんあります。自分たちのまわりにあることは、すべて筋トレの場になるんです。

パネルディスカッション『地域の宝探し~おもてなしの原石は地域とあなたの心の中に~』

地域の宝をテーマに、地域の宝探しスペシャリストのみなさんにお話いただきました。

パネリスト1パネリスト2

 

 

 

 

 

 

 

 

左から、コーディネータの桧垣理奈さん(フリーアナウンサー)、パネリストの高野登さん、雨宮千春さん(「cocochi」編集長)、窪田真弓さん(NPO法人富士川・夢・未来事務局長)、髙野孫左ヱ門さん(株式会社吉字屋本店第18代目社長・山梨トヨペット株式会社社長)、堀内久雄さん(山梨県観光部長)

 地域の宝とは

  • 地域情報誌「cocochi」編集長の雨宮千春さん。新聞やテレビ、マスメディアでは取り上げないような地域の小さな情報を丁寧に収集して情報発信をしています。そんな雨宮さんが考える「地域の宝」は、「そこに住む人」。「cocochi」の内容も「人」にスポットを当てているものが多いそうです。
  • NPO法人「富士川・夢・未来」で富士川流域や峡南地域の活性化に取り組んでいる窪田真弓さん。窪田さんが考える「地域の宝」は「地域の歴史や文化」。峡南地域にも、脈々と受け継がれている小さなお祭りや建造物などの宝があるけれども、伝承していくための若い人が少ないこともあり、消えかけてしまっているそうです。そんな宝を消えないようにするためのお手伝いを少しでもしたいという思いで、活動をしているそうです。
  • 創業永禄11年(1568年)の吉字屋本店第18代目社長として、地域と企業の共存共栄について考えている髙野孫左ヱ門さん。髙野さんは、昨年開催された富士の国やまなし国民文化祭が地域の宝探しをするいい機会になったのではないかと思うとのことでした。国文祭をきっかけに復活した地域のお祭りや伝統行事もあるそうです。宝は日常の中で意識するかしないかで、宝となるかそうでなくなるかが変わるとのことでした。

住んでいる人が魅力に気づいていない

 山梨にはたくさんのすばらしいものがありますが、ずっと住んでいると慣れてしまって、そのすばらしさに気づかなくなってしまうことが多いようです。

 一度県外に出た人などの客観的な目を大切にすることで、その地域にずっと住んでいる人も地域の素晴らしさに気づくことができるのでは、というお話もありました。

 地域のすばらしいものを次世代に残していくためにも、それらに光を当て、伝えていくということはとても大切なんです。

一流の田舎、グレードの高い田舎づくりを

 田舎と都会を同じモノサシで見るのでなく、田舎は一流の田舎を目指す、山梨もグレードの高い田舎づくりをしていくことが大切というお話がありました。

 一流の田舎には、「そこならではのもの」がしっかりと存在していて、それが磨き上げられているそうです。磨き上げるためには、田舎の良さがしっかり分かる人の感性を大切にすることが必要というご意見もありました。

 また、一流かどうかの判断は、人が決めるのではなく、自分がどう誇りを持てるか、それを自分自身で納得して突き詰められるかどうかで決まるというお話もありました。

パネルディスカッション

 その地域ならではの宝に気づき、自分たちで誇りに思うことが、おもてなしの原石を磨くきっかけになるんですね。

 貴重なお話をありがとうございました。 

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