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愛犬同伴のお泊りマナー

山梨県には愛犬を連れて宿泊できる、ペンションやホテルなどの宿泊施設がたくさんあります。
このページでは、愛犬同伴のお泊りの際に知っておいてほしいマナーをご紹介。
飼い主がマナーを守ることで、きっと愛犬と一緒の旅行が素晴らしい思い出となるはずです。

宿泊施設ごとのルールを理解する

宿泊施設といっても形態はさまざま、犬を連れての利用に関する方針もさまざまです。予約の際は、その施設のルールと状況をきちんと確認しておくことが大切。特に確認しておきたいポイントは、宿泊可能な犬の種類、サイズ、頭数、料金体系です。よくわからない点や不安なことがあれば、質問して明確にしておきましょう。また、例えば食堂はダメなど、宿泊施設の中でも犬を連れて入れる範囲が限定されていることも。飼い主の希望や愛犬の性質(客室で留守番ができるかなど)に合う条件をあらかじめ設定して、施設を選びましょう。多くの宿泊施設は、狂犬病の予防接種のほかに混合ワクチンの接種証明の提示を求めます。旅行中は、接種記録の証明書を携帯しましょう。

出かける前に準備しておくこと

旅行中は、普段の生活とは環境が大きく変わります。事前に入念に準備をしましょう。まずは衛生面。出発当日までに、愛犬を洗って清潔にしておきましょう。さらにブラッシングを丁寧に行い、できるだけ抜け毛が出ないように心配りをすることが大切です。次に、鳴かせない、跳びつかせない、粗相をさせないなどの基本的な訓練をしておきましょう。体調のチェックもお忘れなく。もしも出発直前に愛犬が体調を崩したら、思い切って旅行を断念することも考えて。病気ではありませんが、発情期に入った場合は他のオス犬を興奮させてしまうので要注意です。

 

宿泊施設での注意10カ条

1.泊まれる頭数、サイズ、必要な証明書、ルールなどを確認
予約の際に特に確認しておきたいポイントは、宿泊可能な犬の種類、サイズ、頭数、料金体系です。

2.愛犬の体調が悪い際は中止も考慮
旅行によって体調がさらに悪化したり、伝染病であれば他の犬にうつる恐れがあります。

3.出発前に基本的なしつけを再確認
鳴かせない、跳びつかせない、粗相をさせないなどの基本的な訓練をしておきましょう。

4.愛犬を清潔にしておく
愛犬を洗ってブラッシングを行い、できるだけ抜け毛が出ないように心配りをすることが大切です。

5.共用スペースでは常にリードを着け、目を離さない
たとえ宿泊施設の中でも共用スペースではリードを着用し、常に目を離さないように気を付けましょう。

6.鳴かせない、粗相させない
粗相をしてしまったときは、宿泊施設のルールに従って対処しましょう。

7.人間用のベッドに上がらせない
人間用のベッドには上がらせず、寝るのは床で。ケージは寝るときにも便利です。犬用寝具を持参しても。

8.客室で留守番させる際はケージやサークルに入れる
愛犬の留守番を禁止している宿泊施設もあります。必ず事前に確認を。

9.犬と食堂に行く際は、食事をしている他のひとにも気配りを
犬が苦手なひともいることを忘れないように。皆が気持ちよく食事を楽しめるよう、気配りを。

10.チェックアウト前に客室の状態を確認
粘着ローラーや消臭スプレーで簡単な片づけを。もしも破損や汚れを見つけたら、申告してお詫びしましょう。

監修:NPO法人日本ドッグマナー協会

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