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覚えておきたい愛犬のしつけ

愛犬を連れての旅行では、普段よりも多くの人や犬に出会います。
周囲に迷惑をかけず気持ちよく過ごすためには、最低限の訓練が必要です。
各施設を利用する際に気を付けたいこと、利用前に訓練しておきたいことをまとめました。

交通機関

公共の交通機関を利用する際には、犬をキャリーバッグやケージに入れる必要があります。出して欲しいと鳴いたり、暴れたりしないように、訓練しておきましょう。鉄道会社ごとに使用できるキャリーバッグやケージのサイズ、犬を含めての重量の規定があるので、事前に確認を。

ドッグラン

ドッグランの各施設には、利用規約があります。入場する前に必ず読みましょう。事前に、名前を呼んだらすぐに戻ってくる呼び戻しの訓練を行っておくことが必要です。入場したら、何度か呼び戻しを行ったあとに自由に遊ばせましょう。その後も、愛犬からは片時も目を離さないこと。他の犬にマウンティングをしてケンカになるなどのトラブルを起こさないように努めましょう。

 

飲食店

利用客が愛犬を連れて訪れることを前提としたドッグカフェと、犬を連れて入ることも可能だがあくまでも一般のひとを対象としている、犬同伴可の飲食店。そのふたつは、犬に対する許容度も対応も違うので理解が必要です。それぞれの飲食店には利用の際のルールがあるので、あらかじめ頭に入れておくこと。入店前に、排泄を済ませる、毛が飛び散らないようにブラシをかけておくなどの対応を。また、店内を走り回ったり、人間の食事を欲しがって鳴いたりすると他のお客さんに迷惑がかかります。足元に座る訓練、テーブルに前足をかけさせない訓練、むやみに鳴かせない訓練などをしておくことが必要です。

ショッピング

犬を連れて買い物ができるショッピングモールなどが増えています。ここでもまずは施設ごとのルールを確認。入店の際は、商品に触れさせないよう気を付けましょう。キャリーバッグやケージに入れている場合だけ入店OKという場合があるので、交通機関を利用する際と同様、キャリーバッグやケージに入れても出して欲しいと鳴いたり、暴れたりしないよう訓練を。また、床を歩かせるときは必ずリードをつけ、常に目を離さないように気を付けましょう。

監修:NPO法人日本ドッグマナー協会

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