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冬の身延へ行こう 宿坊に泊まって修行する旅に出掛けよう

身延山。それは日蓮宗総本山久遠寺のある歴史と史跡に彩られた里。宿坊と呼ばれる宿泊設備のある寺が点在しています。たった一日でも朝のお勤めをすることで、心晴ればれ、清く新年を迎えるというのはどうだろう。今、宿坊がブームです。
身延には20の坊が宿坊として宿泊客を受け入れてくれます。700年の歴史ある坊もあり、史跡として、また見事な庭園や春には優美なしだれ桜を堪能することもできる。宿泊料金は1泊2食付き8000円から。食事は季節の野菜からなる精進料理が中心です。ゆば料理も味わえますぞ。

さて、この目の前にいる方は?どこか馴染みのこのフォルム。あっれー、「武田菱丸くん」です。どうしたの、ちょっとしおれてますが……なるほど、みんなに愛されかわいがってもらってるけど、最近の人気ぶりにちょっとおつかれ気味と…ふ~ん、観光キャラバン隊長も大変だね。そっか、宿坊で1泊しておつかれを洗濯しちゃおう、とね。

宿坊の朝は早い。5時半起床。6時から本山(久遠寺本堂)でお勤め(朝勤)。(春夏は5時半から)

数十人の僧侶が太鼓の音に合わせお題目を唱えると、あたりは荘厳な空気に満ちてきます。足はびびっと痺れがきます、が、そこは無我の心で瞑するのだ。まだ薄暗い早朝の冷たい空気と読経の響きによって、いつしか心はぴしっと清涼感に満たされて、澄み切った気持ちを取り戻せるのです。どう?菱丸くん。
今回は宿坊「本行坊」にお邪魔しています。西谷・中谷・東谷とそれぞれある坊の西谷の宿坊で、身延山ロープウェイ久遠寺駅のすぐ近く。丹精したお庭と美しい石段が印象的な宿坊です。朝食をすましたら、早速ロープウェイにのってみましょう。

冷たい空気と蒼い空 そしてくっきり神々しい富士山の姿

「久遠寺駅」から「奥の院駅」まで片道7分の空中散歩(往復1250円)。そのパノラマがこんなにも素晴らしいとは思いもよりませんでした。食い入るように菱丸くんも眺めております。山の中だから…と大きな期待のないままに、突然ポンと富士山が現れました。ビューティホー。まさに霊峰富士。雪を程良くまとった姿は値千金ですね。山越えではあっても距離が近い富士は迫力があります。さらに、眼下には富士川が二度三度とカーブし流れている様が見え、その先に駿河湾まで見えてくるという。うん、すごい。山頂到着後、展望台からさらに富士山の姿を追い求めてしまいました。望遠鏡から離れない菱丸くんであります。奥の院駅では、すでに小腹がすいてきて、迷わず「串切り団子」をいただきまーす(350円)。縁起物だそうです。それは絶対いただきますよね!

身延山山頂をぐるり歩く 甲府盆地から八ヶ岳・南アルプスと360°パノラマだ

身延山には3つのハイキングコースがあります。山頂から片道を歩いてみるのもお薦め。ん、まむし注意の看板?足元はきちんとした装備にした方がよさそうである。景色と空気を100%満喫出来ます。ますます、清々しくなってきました。
春の桜シーズンには、ピンクのしだれ桜を一望出来る絶好ビュースポットです。今日?富士山120%満喫ですから。ここならではの冬富士の美しさを存分に味わってください!

さて、朝のお勤めをした本堂まで降りてきました。あらためて見上げるその天井に、有名な「黒龍」のお姿が。おお、どこまでいってもにらみ返してくる眼光が鋭い。恐いのではなく、頼もしい存在に思えます。ここに来たらぜひ見上げて見上げて。守ってくれる強さを感じてみてください。迫力です。
本殿向かいには、五重塔が。万延元年の焼失以来、悲願の再建がかない250年ぶりにその華麗な佇まいを拝見することができます。心柱には永年安泰を願い樹齢500年の霊木が納められているといいます。悲願復興の象徴ともいえます。今年を振り返れば、再び甦ったこの塔に思いをかけたい気持ちになります。

菱丸くん、僧侶の方と記念撮影。おお、ここでも人気爆発です。行き交う観光客の方々にも声をかけられております、菱丸くん。記念撮影希望者多し!大変だね。でも、大丈夫?……そうか、朝勤ですっかりおつかれ回復!いつも以上に元気でサービス精神もフル充電された様子。う~ん、宿坊は気力・体力を充電してくれるオアシスだったようです。
そして、充実した体力の中「斜行エレベーター」も利用してみたい。本殿脇からロープウェイ乗り場まで利用しよう。乗車無料です。なんか、楽々楽しい風情になった菱丸くん。宿坊、ブームの意味がよくわかったよね。効果絶大だもの。

ここで時間を巻き戻し…それは昨日のこと身延線・身延駅におりたった、菱丸くん

ちょっとおつかれモードの菱丸くんは身延駅からこの旅をスタートしました。ああ早速タクシーのおじさんに呼び止められ、駅前にいた女子高校生とも記念撮影しています。もちろんいつも通りのほっこりスマイルです。本日はプライベートなはずですが、変装もできないし、相変わらず人気者はつらいよ状態ですね。

身延駅前は「しょうにん通り」として、素敵な町並みを見せています。瓦屋根と白壁造りで統一され、時代劇の登場人物になった気分です。ここが銀行ですか?コンビニ?細部までこだわったまちづくりはそよぐ風さえおっとりとして今という時がいつなのか錯覚しそう。
町をながしながら、お昼ご飯を考える。ここに「身延どんぶり街道」という便利な冊子がある!身延町各地の料理人たちが腕をふるって、自慢のどんぶりをプロデュースしました。では、早速しょうにん通り「ゆたか屋」さんのどんぶりにご対面です。
その名も「すし屋のゆば丼」。身延ならではのゆばと、海の幸がコラボした特製のどんぶりです。まず、きれい。あざやかな色彩のハーモニー。新鮮な魚介が彩りよく、そしてしっとりと味わい深いゆば(しだれゆば)が美しく盛られています。しかもたっぷりと。思わずにっこりしてしまいました。と言う間に菱丸くんは果敢に箸を進めています。さらに無口になってしまいます。すし飯とゆばの取り合わせ、初めてだけどこれはいけます。
このほかどんぶり街道では和・洋・中、素敵なバリエーションで各店が腕を競っています。日替わりで制覇するのもやりがいありそう。

門内商店街は食事処や仏具店、土産物店が軒を連ねる

身延駅からバスかタクシーで久遠寺を訪ねる。最初に現れる大きな門が「身延山総門」。進んでいくと日蓮聖人が入山する時に腰掛け休息したといわれる石があり「逢嶋遺跡」といい、その先が門前町、「門内商店街」と続いています。シューシューと湯気を立てているのは「みのぶまんじゅう」ですね。土産物としても人気のみのぶまんじゅうは、門内商店街に2軒、しょうにん通りで1軒の各お店で売られています。茶饅頭にみのぶの文字が見え、控えめなこしあんの甘さと味噌が入っている皮の風味で古くから親しまれている名物です。「みのぶの生ゆば」とともに、お薦めのおみやげです!
また、食事処ではゆばや精進料理、そば、うどんなど、各店の趣向をこらしたおいしい食事がたのしめます。「うなぎや」や「インドカレー」のお店もあります。

さらに門内商店街を進んでいくと、「三門」が見えてきます。日本三大大門のひとつ。どうしてもこの前で写真を撮ってしまいますね。大きさとその重厚感が、身延山、久遠寺の代表的建築物としてオーラを放っています。
その先、杉の大木に囲まれ現れたのが「菩提梯」。三門と本堂を真一文字に結ぶ287段の石段です。あああ、上が見えません……。急勾配の石段は南無妙法蓮華経になぞらえ7つに区分されています。ここは覚りへの階梯。三門、菩提梯を経て本堂に至ること、これすなわち・・・覚りの境地なのだとか。ささ、やるしかないのです。先は見えません。急です。一気です。ささ、菱丸くんたら。

宿坊に至る道筋は人生に似ている そして、その先にあるのは…

菱丸くんにとってのその先は、宿坊への長い長い石段でしたとさ。
改めて、ここは身延山。すべて山の中を歩いていたのでした。この際、大いに歩きませんか。冬の清冽な空気と急坂を登ることは、とてもマッチして気持ちのいいウォーキングとなりました。PCにかじり付いている日々を、神聖で冷たい空気がきれいに押し流し、気力の満ちる時をえることができます。

冬だ、身延だ、富士山だ。
そして、菱丸くんにインタビュー。
「宿坊どうでしたか?」
「大人のマルには良いかもっ(笑)」
「え?実は大人なんですか?」
「大人のようなって事でっ(汗)。。細かいことは気にせずに…。」
「それと、どうしてゆるキャラグランプリに出ないんですか?」
「えっ?聞かないで……」

どこかで、今日も元気な武田菱丸くんに聞いてみよう。
「ねえ、ゆるキャラのこと知らなかったってほんと?」
「つっこまないでマルーー」
「ねえ、ねえ、大きくなったり小さくなったりするっていうのは、都市伝説なんでしょ?」
「ねえ、ねえ、…」
「逃げろーーーーーー★(/--)/」

あ、また、宿坊の旅にでかけちゃうかも。ひしまるくぅーん。

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