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第15回 富士さんへ謹賀新年~富士山あて年賀状 入賞作品発表

 富士山ボランティアセンターでは、富士山の環境保全に向けた関心や意識を高め、美しい富士山を将来にわたって守り引き継いでいくことを決意した「富士山憲章」の理念を広めるため、富士山にあてた年賀状を全国から募集しました。

 43都道府県から、過去最多の応募数となる1800点の力作をお寄せいただき、厳正な審査の結果、最優秀作品1点、審査員長賞1点、審査員特別賞2点、優秀賞16点を含めた入選200点を決定いたしました。

富士山への様々な思いのつまった年賀状、ご応募いただき誠にありがとうございました。

入賞作品

審査員・総評

【審査員長】櫻井 孝美 氏(安井賞受賞画家 富士吉田市在住)

 応募総数1800点の中から予備審査で200点が選ばれ、その200点の中から20点を選定するという非常にシビアな作業でした。20点の作品の差はほとんど感じられませんが、なかでも最優秀賞、審査員長賞、審査員特別賞の4点は目を引いたといってよいでしょう。

【審査員】百瀬 淳一 氏(山梨県立美術館 副主査・教育主事)

様々な工夫、様々なメッセージがあり驚かされました。富士山の近くにお住まいの方もいれば、遠いところにお住まいの方もおり、皆さんの富士山への愛が溢れる作品でした。

【審査員】志村 勇 氏
(山梨県富士山世界遺産センター 副所長、富士山憲章山梨県推進会議 事務局長)

日本全国から多数の応募があり、力作揃いでした。回を重ねる毎に応募数が増えていることからも、富士山の存在の偉大さとともに、日本人の心の中にある富士山を感じました。

【審査員】五十嵐 哲也 氏(富士技術支援センター 主任研究員)

小学生の作品からは、富士さんへの年賀状という形を通して、入学や進級、山登り、絵を描くことなど暮らしの中で楽しみにしていることがよく伝り温かい気持ちになりました。中高生の作品は、自分の好きなものや興味のある分野がそれぞれ個性的になっていく様子が感じられ、一般の作品は、それぞれの境遇や重ねてきた時間について、まるで富士山をテーマにした人生劇場が目に浮かぶような気がしました。惜しくも入選とならなかったいずれの作品も楽しいものばかりでした。

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