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大善寺「藤切り祭」【甲州市】

藤切り祭は、甲州市勝沼の大善寺で行われる千三百年来続くお祭りです。
毎年行われるこのこの藤切会式大祭は、高さ三間半(6.3m)もある御神木から七尋半(いちひろ=約六尺)の大蛇を形どった藤の根を切り落とし、それを若者が争奪するという勇壮なお祭りです。
大蛇を見事手に入れた者は、その一年無病息災といわれ大変な御利益があるといわれています。
御神木自体にも蔓が巻かれ、大蛇が切り落とされた瞬間、鉈(ナタ)を手にした若者達が次々と御神木によじ登っていきます。
下では若者達が投げ落とす藤蔓を待ちかまえる人達でごった返しますが、この藤蔓を持ち帰ることができると大蛇同様、御利益があるといわれているため、皆必至になって奪い合います。その様子はまさに奇祭と呼ぶにふさわしい光景です。
2009年には甲州市の無形文化財にも指定されました。山伏たちの祈祷で魂入された大蛇を御神木に吊す儀式(天狗祭)や、稚児行列などもあり、藤切りが行われる祭りの終盤まで大勢の人で賑わいます。

■開催日
令和元年5月8日(水)

■場所
大善寺
山梨県甲州市勝沼町勝沼3559

藤切り祭り1

御神木に吊された藤蔓の大蛇

藤切り祭り2

露店もあり賑やかです

藤切り祭り5

修験者がこれから大蛇を切り落とします

藤切り祭り6

藤蔓を目掛け一斉によじ登る若者達

お問合せ先

名称

大善寺

名称(よみ)

だいぜんじ

電話番号

0553-44-0027

ファックス番号

0553-44-3153

URL

大善寺(外部リンク)

記載されている情報は、2019年5月7日現在のものです。
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