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更新日:2019年11月22日

ワイン県、山梨を満喫!冬におすすめのワインを楽しむ温泉宿

日本ワイン発祥の地であり、その生産量とワイナリー数が日本一を誇る山梨県は、令和元年8月7日「ワイン県」を宣言しました。ワイン県宣言で沸いている山梨県ですが、実は多種多様な泉質と風光明媚な景観で心も体も癒すことのできる温泉にも恵まれた「温泉大国」でもあります。冬の寒さが体に染みる季節、温泉が恋しくなりますね。この冬はワイン県自慢のワインを満喫できる温泉宿で、ゆっくりワインを味わい、『湯ったり』と温泉に浸かって…大切な人とOFFの時間を過ごすのはいかがでしょうか。ワインも温泉も心置きなく楽しめるおすすめの温泉宿を紹介します。

 

 

甲州最古の源泉湯とワインの宿

岩下温泉旅館

山梨市に佇む、甲州最古の源泉湯といわれる歴史の長い温泉のある由緒正しい温泉旅館。こちらでは、地元に根付いた素材にこだわった料理と、若女将がお勧めしてくれる山梨県産ワインを味わいながら「深呼吸できる時間」を味わえます。歴史ある温泉とお勧めのワインについて若女将の宮本さんからお話を伺いました。

▲若女将宮本さん

【甲州最古の源泉湯】

岩下温泉の源泉(霊泉)の歴史は1300年といわれているそうで、明治8年に建てられた旧館には温泉旅館からすぐにある走湯神社の神様を湯権現様として半地下の源泉風呂に祀り、古より効き目のある湯として地域からも大切にされてきたとのことです。PH8.9の「アルカリ性単純温泉」で肌にも良いとのこと。(若女将さんの肌が美しいのも理由が分かった気がしました。)

まずは、源泉の歴史にも関係ある走湯神社を案内していただきました。

岩下温泉から歩いて30秒程の場所に神社はあります。

岩下温泉4

▲走湯神社

▲山梨市指定史跡となっている天神塚古墳

岩下地区周辺には古墳群があり、この湯走神社境内にある古墳もその一つとのこと。岩下温泉(旧館)が登録有形文化財に指定される時に、歴史に詳しい方から聞いた話では、古墳のあった6世紀後半からお湯のコミュニティーがあったのだとか。この神社のように走湯(ソウトウ)神社は、伊豆など旧い源泉のある所で祭られていることがあるそう。(場所によってはハシリユ神社と呼ぶそうです。)

神社の話を聞かせて頂いた後には、国の登録有形文化財に指定されている旧館に。

▲若女将さんの案内で旧館に。

外観からもその歴史を感じます。

▲旧館、歴史を感じる建物。

旧館は明治8年に建てられ、その際に走湯神社の湯権現様を温泉に祀ったとのこと。

▲1300年の歴史のある源泉

昭和16年までは岩下地区の方で大切に祀られ、お湯と共に愛されてきたとのこと。

▲湯権現様

今でも変わらず大切に祀られています。

建物から、そしてお湯から、若女将さんの話から…岩下温泉の歴史を感じると、それだけで時間がゆっくりと流れる感覚になります。そして新館へ。

▲若女将セレクトのワイン

新館にはまず15:00~17:00までにチェックインした方に対してウェルカムワインが用意されています。若女将セレクトのワイン県やまなしのワインが飲めるのが嬉しいですね。

取材の日は麻屋葡萄酒の『甲州』と『ベリーA』が用意されていました。

▲内湯の様子

露天風呂もあります。内湯・露天共に源泉が使われているため泉質を何度も楽しむことが出来ます。

【地元素材にこだわった食事とワインのマリアージュ】

温泉もさることながら、温泉旅館の楽しみでもある夕食。何よりうれしいのが、お米の焚き上げにも、部屋のコーヒーにも源泉が使われているという点です。食事でも体の中に歴史ある源泉が取り入れることが出来ます。そして女将さんは料理に合わせてワインを選択してくれています。冬のメイン料理になるのは富士山麓牛のすき焼き。料理には地元食材を楽しんで頂こうと極力地元素材を使っているとのこと。

そしてその食事に合わせてお勧めしてくれたのは、これまた地元山梨市のワイナリー旭洋酒さんの「天屋原甲州」。こちらのワインは毎年2樽分しか製造しないワインで、樽熟成であるため、食事が進むごとに香りも変化し、ゆっくりと食事を楽しめるとのこと。地元の良さを知って貰うためにワインについても勉強されている若女将のお勧めのワインと食事のマリアージュを是非お楽しみください。

歴史のある最古の温泉にたっぷりと浸かり、近くをぶらりと散歩しながら、そして山梨県の地元のワインと夕食を味わうのはいかがでしょうか。若女将さんの人柄、そして温泉の歴史の話を聞き改めてお湯につかって時の流れを感じれば、知らないうちに私も岩下旅館温泉の大ファンになってしまいました。

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施設情報

岩下温泉12

岩下温泉旅館

山梨市上岩下1053

電話番号:0553-22-2050

施設の詳細を見る(外部リンク)

 

現存する日本最古のワイナリーまるき葡萄酒が手掛ける温泉旅館

笛吹川温泉 別邸坐忘(ざぼう)

現存する日本最古のワイナリー「まるき葡萄酒」が手掛ける「笛吹川温泉 別邸 坐忘」。こちらでは、温泉を楽しみながら、料理長が四季折々の食材を用いて心を込めた茶料理と勝沼の雄大な自然をボトルに詰め込んだまるきワインとのマリアージュが味わえる温泉宿です。

まず温泉について、支配人の小鳥居さんからお話を伺いました。

 

▲支配人の小鳥居さん

  【湯のごちそう】

別邸坐忘の泉質は高アルカリ性の源泉。大浴場・客室風呂ともにすべてが贅沢な源泉かけ流しで、PH9.1の美肌の湯で知られています。ほのかな硫黄の香りと自然味溢れる温泉で日常生活を忘れ、静かなひとときを過ごすことができます。

まずは本館の温泉から。

▲落ち着きのある内湯

内湯は木のぬくもりを感じながらゆったりできる雰囲気

▲洞窟風呂

外湯は自然美を活かした風景に囲まれてゆったりできる雰囲気

別邸離れ客室では全室が露天風呂付きで、心地よい和の設えとゆとりの空間で至福のひとときが味わえます。本館庭園露天風呂付きの客室では、温泉に浸かりながら自然風景を味わえます。プライベートの時間を楽しめる最高の空間です。

▲別邸客室

▲別邸客室露天風呂

▲本館客室

▲本館客室露天風呂

▲ライブラリーラウンジにあるフリーワイン

現存する日本最古のワイナリーで作られたワインがしっかりと冷やされています。折角のワイン時間を忘れてじっくりと味わいたくなります。

▲ライブラリーラウンジ

ゆったりした空間で、人によっては本を読みながら、人によっては語らいながらと…思い思いの時間をワインと共に過ごすことができます。

【山のごちそう】

坐忘では料理にもこだわりがあり、料理長が心を込めて考え、手間暇をかけて作られた茶料理を楽しむことができます。料理長直筆の献立からも思いが伝わります。取材時の茶料理のテーマは「亥の子」。平安期からの宮廷儀式を五穀豊穣の神事、そして季節の節目を表現しています。

※茶料理について

茶料理とは、茶事でもてなす料理(懐石)のことを言います。茶事では、主人(主催者)が心許せるお客様を自らの手料理、茶器、その設えを持ってもてなしが行われます。

▲煮もの 百合根饅頭亥猪餅見立て・あわび煮貝のし海老 等

千利休が愛したと言われる日月碗に綺麗盛られた料理。

▲八寸 五穀豊穣 子持ち昆布や稲穂の豊年揚げ 等

目にも美しく手を付けるのがもったいないと感じる位。

【現存する日本最古のワイナリーが生み出すワインとの珠玉のマリアージュ】

茶料理とお勧めしたいのが現存する日本最古のワイナリーであるまるき葡萄酒のワイン。ワイナリー直営の宿だからこそ提案できるマリアージュを楽しめます。

※ワインペアリングは3種2200円、4種類3000円。

※ワインペアリングはまるき葡萄酒のワイン(約30種)の中からスタッフが料理に合わせて厳選されたものです。

◀「向付 真鯛紅葉和え」といろグラン甲州

シュールリー製法を用いたワインと鯛の旨味の相乗効果により、味わい深いペアリングを堪能できる組み合わせです。

 

▲「焼きもの 乾徳山天子炭焼き」とラフィーユ樽甲州

樽由来のトースト香が炭火の香ばしさと重なり合い、風味を豊かにし、互いの旨味を引き出します。

▲「炭炉 甲州牛の味噌幽庵焼き」とラフィーユ樽甲斐ノワール

赤身肉の濃厚な旨味とワインの力強いタンニンが互いを引き立て合い、さらなる高みへと誘います。

自然美を存分肌で感じることが出来る温泉、丁寧に調えられた茶料理、その料理に合わせたワインに舌鼓を打つ至福のひとときを大切な人と過ごしていただける温泉宿です。

施設情報

笛吹川温泉 別邸坐忘

甲州市塩山三日市場2512

電話番号:0553-32-0015

施設の詳細を見る(外部リンク)

温泉と石和随一の夜景を味える「山梨ワインバー」が自慢のホテル

ホテル春日居

温泉地で有名な石和温泉にある、「ホテル春日居」。こちらでは女性に優しい美肌の湯と、石和温泉随一といわれるワインバーでこだわりの、「甲州」と「ベリーA」を中心とした山梨県産ワインと夜景が楽しめる温泉宿です。ワインは全て山梨県産というこだわりもあり存分にワイン県を楽しんで頂けるでしょう。

まず温泉について支配人の秋元さんに話を伺いました。

▲支配人の秋元さん

【美肌の湯】

ホテル春日居の温泉は「美肌の湯」と言われる「アルカリ性単純温泉」。通常の温泉地ではPH平均値8.24のところ、ホテル春日居ではPH9.36。とのこと。泉質が柔らかくで優しい温泉は、保湿成分に富んでいるためお肌もしっとり。多くのご利用客から好評を頂いているそうです。

▲解放感のある露天風呂

▲内湯の様子

 日常の生活を離れて自然の中に身を置くと、心も体も日ごろのストレスなどから解放されていくのを感じる方も多いと思いますが、このように環境の変化が刺激となり、心や体の調子が整うことを「転地効果」と呼ぶそうで、日常から離れた環境に身を置くことでリラックスして欲しいとのことです。

▲実際に敷かれている薬石

【温泉の岩盤浴・天然温泉薬石浴 嵐の湯】

貴重な薬石を敷き詰めた珍しい岩盤浴。薬石を天然温泉で温めており、天然のミネラルがいっぱいで体に吸収されやすく、女性にも大人気とのこと。

秋元さんが言うのには、特別な薬石と源泉との相乗効果で、サウナ程熱くなくとも大量の汗により老廃物が出され体が中から綺麗になれるそう。

スパも併設しているため、更にリラックスやエステを求めている女性の方にもご利用いただきたいとのことでした。

▲解放感のある露天風呂

▲内湯の様子

▲石和温泉随一といわれる夜景

【夜景煌めくワインバー】

今回ワインバーでこだわりについて教えて頂いたのは秋田さん。秋田さんはソムリエの資格を持ち、甲州ワインにも精通しているので山梨ワインについて知るのにはとても良いバーです。

▲ソムリエの秋田さん

▲落ち着いた雰囲気のバー

『ホテル春日居で出されるワインは山梨県産です。』と秋田さん。何を飲むか迷われる方もワインを更に深めたい方にもお勧めしているのがワインの飲み比べセット12種類(赤・白それぞれ6種類ずつ)のセット(1760円税)と6種類ずつ(赤・白それぞれ6種類ずつ)のセットがあるとのこと。

▲全てのワインに説明のカードが付いてくる

昔はレストランと同じワインメニューを出していたそうですが、料理を食べてからバーにいらっしゃる方が同じメニューでは無く違ったワインを飲みたいとのことで今では違う飲み比べセットを出すようになったとのこと。つまり泊まって、レストランで飲み比べセットを注文し、その後バーで飲み比べセットを頼むと…24種類のワインが飲み比べできるということ。この種類には驚きました。(流石に全て飲むのは下戸な私からすると厳しい気がしますが…)

秋田さんはこう言います。「ワインを楽しんで山梨県を好きになって頂くことでまた山梨県に遊びに来てほしい。」と。

この12種類のワインですがそれぞれ、ぶどうの種類や製法の違い、飲む順番で段々厚みが増してくるようにと考えられて用意されているそう。季節や年によっても選ばれるワインが変わるのでまた来たくなります。

▲最高のひとときを演出してくれる夜景

ゆったりと温泉に浸かったあとに、最高の景色を眺めながら友達や大切な人とワインを飲んだら忘れられない思い出になること間違いありません。

施設情報

ホテル春日居

笛吹市春日居町小松855

電話番号:0553-20-2000

施設の詳細を見る(外部リンク)

いかがでしたでしょうか?私は今回の取材の中で、ホテルや旅館で提供される高級な和の食材の美味しさをより引き出してくれる山梨ワインと合わせることは最高のマリアージュだと感じました。

それだけではなく、今回取材させて頂いたホテルや温泉旅館では山梨の心地よい温泉、大切な人と過ごす時間、時間を忘れてしまう程綺麗な夜景、リラクゼーションの時間、そしてくつろぎの部屋の雰囲気も含めて癒しのマリアージュを堪能頂けることでしょう。

山梨の地が生み出したワインは、山梨の風土によく合います。山梨の地で感じる温泉とワインの最高のマリアージュを堪能しに是非冬の山梨にお出かけ頂ければ幸いです。

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山梨の温泉宿に泊まるならコチラ(外部リンク)

 

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