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更新日:2019年7月29日

世界で唯一「キース・ヘリング」の作品を展示する美術館「中村キース・へリング美術館」

八ケ岳南麓の自然豊かな小淵沢町に、「キース・へリング」の作品を展示する世界で唯一の美術館「中村キース・へリング美術館」があります。

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キース・へリングは、1980年代のアメリカ美術を代表するアーティストです。80年代にニューヨークの地下鉄広告板にチョークを使ったグラフィティ・アートで、一躍脚光を浴びました。一部の富裕層に独占されたアートを否定し、「アートはすべての人のために」という信念のもと、約5年間にわたりニューヨークの地下鉄に絵を描き続けました。こうしてヘリングは地下鉄の利用者をアートの鑑賞者に変えていったのです。

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All Keith Haring Artworks © The Keith Haring Foundation 

Courtesy of Nakamura Keith Haring Collection.

 

景気の低迷、人種差別、HIV感染の拡大など様々な問題を抱えた80年代のニューヨークの混沌とした時代。反面ではアメリカ現代美術が勢いを増しており、そのアメリカの「光と闇」を背景に、ヘリングの作品は生まれました。

 

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Courtesy of Nakamura Keith Haring Collection.

 

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Courtesy of Nakamura Keith Haring Collection.

 

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Courtesy of Nakamura Keith Haring Collection.

社会の束縛や抑圧からの解放と、人間の自由と平等をアートを通して掲げたヘリング。

80年代後半になるとアメリカ国内はもとより、世界各地で制作活動を行うようになり、世界中の子供達とのワークショップなども開催し、社会的なプロジェクトにも力を注ぎました。

1988年にHIV感染を宣告され1990年にわずか31歳の若さでこの世を去ったキースへリング。

亡くなるまで、アートを通して社会活動に積極的に関わっていたそうです。

 

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All Keith Haring Artworks © The Keith Haring Foundation 

Courtesy of Nakamura Keith Haring Collection.

 

大山エンリコイサム「VIRAL」展

2019年11月17日まで、中村キース・ヘリング美術館内で、ニューヨーク、ブルックリンを拠点に活動するアーティスト「大山エンリコイサム」の作品を紹介する展覧会「VIRAL」が開催されています。

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Artwork© Enrico Isamu Oyama

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Artwork© Enrico Isamu Oyama

大山のアートは「クイックターン・ストラクチャー」という線の動きのみを抽出し拡張させた独自のモチィーフが特徴です。

大山は日本人とイタリア人のハーフであり、また東京で生まれ育ったということを聞いて、個人的にはヘリングとは少し違うものを感じました。

画材に墨を使っているからか、水墨画のような繊細さを感じながらも、それを全く別の角度から打破するような描き方。

ヘリングが社会の「光と闇」を背景に、ポップで明るい作品の中にも人間の中にある闇の部分が感じとれる作品があるのに対して、大山の作品からは国や文化の多様性が混ざり合った中にあるナショナリティーのようなものを感じました。ストリートアートのような全く違う画風であるにもかかわらず、どこかで日本やアジアのエッセンスを感じる作品になっていると思いました。

アートは見方や感じ方は人それぞれ。

言葉や思考で表現できないものを表現できるのがアートだと思いますし、観る側も感性で受け止めることだと思います。

是非、ストリート・アートの巨匠キース・ヘリングと、現代において注目されているアーティスト、大山エンリコイサムの作品両方を観ることが出来るこの期間に、「中村キース・ヘリング美術館」に足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

そして、美術館の中には、カフェやキース・ヘリングのグッズが売っているショップもあります。おしゃれなカフェスペースは写真映えもします。まるでバンドのジャケット写真みないな一枚も撮影できますので、是非一度訪れてみてください。

 

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All Keith Haring Artworks © The Keith Haring Foundation 

Courtesy of Nakamura Keith Haring Collection.

 

中村キース・ヘリング美術館

〒408-0044

山梨県北杜市小淵沢町10249-7

tel : 0551-36-8712

http://www.nakamura-haring.com/

 

開館時間:午前9時〜午後5時

入館料: 一般 1,200円

    障がい者 600円

    16歳以上の学生 600円

            小人(15歳以下) 無料

    団体(20名以上) 1000円 ※要予約

 

アクセス

<電車>

JR新宿駅より 中央線特急で約2時間

JR名古屋駅より 中央線特急で約3時間(JR塩尻駅乗換)

JR小淵沢(こぶちざわ)駅下車、駅から当館までタクシーで8分

 

<高速バス>

バスタ新宿より高速バス(新宿〜茅野・諏訪・岡谷線)で約2時間半

大阪、京都方面からはクリスタルライナーをご利用ください

中央道小淵沢バス停下車、バス停から当館までタクシーで5分

 

大山エンリコイサム個展「VIRAL」

 期間:2019年5月18日〜2019年11月17日

詳細:http://www.nakamura-haring.com/exhibition/

 

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