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橘田 菜花 (山梨県/小学生の部)
【講評】
◆シンプルで心持よい。赤と白の色彩、赤い色紙を利用した切抜き表現、ポイントで金紙がアクセントとなって心に響く。
♦明快な色づかいが魅力の作品。
◆大胆な構図を切り絵で表現し、細かい部分にも工夫がみられる。
◆シンプルなデザインと切り絵の繊細な表現が美しく、全体のバランスがよい作品。富士山への思いがあふれている。
舘野 由衣 (山梨県/中学生・高校生の部)
【講評】
◆片目に映る富士山の輪郭がぼやけた表現が優しく、心引きつけられる。
♦大きいはずの富士山が小さな瞳のなかに映った様を描いたアイデアあふれる作品。
◆瞳の中の富士山という構成が新鮮で、表現も優れている。
◆顔の表現のパステル使いや、目に映る富士山を描いたところに学生らしさを感じた。
堀 晶子 (茨城県/一般の部)
【講評】
◆二つの円に描かれた、大きい富士(近くの富士山)と小さい富士(遠方の富士山)。離れた場所に生活する人々の富士山を介しての交わりを感じた。
♦離れて暮らさざるを得ない二人をつなぐ、それぞれの場所から遙かに仰ぐ富士山。切なくも美しい一枚。
◆会えない人と富士山の写真を送り合うというテーマは、コロナ禍の今ならではのもの。二つの違う富士山が並ぶ構図が斬新。
◆県外の方が、富士山を愛しているその事実に改めて富士山の偉大さを感じた。‶皆の富士山″ですね。
ホーム > 最優秀賞(第19回)