第12回おもてなしのやまなし県民大会開催結果

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第12回おもてなしのやまなし県民大会開催結果

県民総参加での「おもてなし」について理解と関心を深めていただくため、今年度も、令和5年1月31日火曜日に、第12回おもてなしのやまなし県民大会を開催しました。

今回も、前回大会と同様、オンラインと会場でのハイブリッド開催となりました。

会場では、感染防止対策を講じながら、山梨県副知事や山梨県議会議員の皆さまをはじめ、観光関連団体や観光事業者の方々、市町村や一般の県民の皆さまなど、おもてなしの取り組みに関わる方々に御参加いただきました。

開会式

開会のことば

おもてなしのやまなし県民大会実行委員長 仲田道弘(公益社団法人やまなし観光推進機構理事長)

R4実行委員長あいさつ

あいさつ

山梨県 渡邊和彦 副知事

R4副知事挨拶

 

山梨県議会 久保田松幸 議長

R4議長あいさつ

令和4年度おもてなしのやまなし知事表彰

「おもてなしのやまなし知事表彰」とは、平成23年に制定された「おもてなしのやまなし観光振興条例」に基づいて、優れたおもてなしを実践している県民の皆様や事業者の皆様を表彰する制度です。

第12回目となった今回は、県民表彰と事業者表彰、計13組の皆さんに、渡邊和彦副知事から表彰状と表彰楯が贈られました。

県民表彰

野猿谷クライミングクラブ(甲府市)

令和2年から、昇仙峡エリアの資源を活用し、「ボルダリング」を通して、地域の魅力の引き出しや地域課題の解決に向けた取り組みを行っています。
過疎集落である黒平の文化継承、地域住民との交流、文化財の紹介、環境保護の啓発などに積極的に取り組み、年間2千人を超えるファンを誘客し、地域の活性化に貢献しています。

一般社団法人山梨市ふるさと振興機構(山梨市)

平成29年から、市の特産である果物やワインの産地オーナー制度を実施するなど新たな体験農業観光への取り組みのほか、河川を利用したアクティビティとしてシャワークライミングのテスト運用や地域住民との河川清掃活動など地域一体となった観光商品開発を行っており、地域の魅力づくりに貢献しています。

大公寺を韮崎の紫陽花寺にする会(韮崎市)

平成22年から、市の偉人である越賀悦翁が再建した大公寺を「人々が気軽に立ち寄れる心和む場」とするため、毎年紫陽花を植え続ける活動を行っています。13年間で1,000株を超える本数の植栽を続け、早朝の水やりを欠かさず行うなど、地域の魅力づくりに貢献しています。

八ヶ岳山岳ガイド協会(北杜市)

平成2年から、国定公園八ヶ岳を中心に、県内外の多くの登山者を受け入れ、学校登山、団体ツアー、自然観察、クライミング、個人ガイドなど年間を通じて活動しています。県警と協力し、遭難者を救助する山岳救助隊としても活動を行うほか、登山道の整備や清掃活動など地域の魅力づくりに貢献しています。

笛吹ローズクラブ(笛吹市)

平成20年から、石和温泉駅南口ロータリーにてバラの栽培(102種類450株)を中心に活動し、講習会や先進地視察などで積極的に技術等を学び適切に管理しています。冬期(12~3月)を除いた全ての時期で花を咲かせ続け、多くの観光客や駅利用者の目を楽しませていることから、バラによる美しい景観づくりに貢献しています。

無生野大念仏保存会(上野原市)

昭和48年から、地域の伝統芸能「無生野の大念仏」の保存継承に向け、地域や市内小学校、メディアにて継続的に活動しています。多年にわたる地道な活動が多方面から評価され、本年11月末にはユネスコ無形文化遺産に登録されるなど、山梨の歴史文化を国内外に発信しており、伝統文化の保存・継承に貢献しています。

南部町立富沢小学校(南部町)

南部町が発足した平成15年から、青森県南部町の小学校との交流を続け、自ら作成した地域の名所パンフレットを紹介し、実際に町の史跡を巡る活動を行っています。また、令和3年度の3年生が、道の駅富とみざわと食品メニューを共同開発し、「金のすくすくたけのこメンチカツ」を考案。観光客から人気のメニューとして連日完売状態であり、地域の魅力づくりに貢献しています。

一般社団法人西湖観光協会(富士河口湖町)

平成15年から、西湖への観光振興及び観光客の方々へのおもてなしの推進に積極的に取り組んでいます。平成28年からは「西湖いやしの里根場」の指定管理者として地域の観光拠点を運営し、SNSによる若年層やインバウンド向けPRを強化するなど、コロナ前には年間18万人の外国人を受け入れ、地域の魅力づくりに貢献しています。

事業者表彰

風のテラスKUKUNA(富士河口湖町)

平成18年、創業50周年の節目に、「風のテラスKUKUNA」としてリニューアル。富士山の絶景と地元の若手スタッフを中心としたローカルなホスピタリティで人気となり、現状に甘んじることなく、山梨のワインとの連携にも積極的に取り組み、山梨県ブランドとおもてなしの向上に大きく貢献しています。

城のホテル甲府(甲府市)

令和2年の開業から、甲州ワインのテイスティングラウンジの常設のほか、客室での印伝・和紙によるアート作品を展示し、本県の伝統文化に取り組んでいます。また、全て小皿(ラップ付き)での朝食バイキング提供など、観光客へのきめ細やかに配慮し、山梨のファンづくりに貢献しています。

ぴりまるけ合同会社(笛吹市)

平成29年から、市の特産であるぶどうを利用した「笛吹マスタード」を開発し、新たな地域の特産品としてブランドを定着させてきました。
口コミや地元メディアでのPRやオリジナル商品の開発にも精力的に取り組んでおり、地域資源を活用した特産品・土産品づくりなど、地域の魅力づくりに貢献しています。

みたまの湯(市川三郷町)

平成16年から、町民向けに温泉施設の定期的な無料開放やSNSを活用した積極的なPRなど、地域密着の運営を行っています。温泉総選挙の1位受賞や夜景100選と日本夜景遺産のダブル認定など、全国的な注目を集める中、県内外からの来館者満足度が高いサービスを提供し、山梨の魅力づくりやファンづくりに貢献しています。

会場内に受賞者の皆様の活動内容を展示したほか、表彰式終了後にはスクリーンで活動内容を紹介させていただきました。

R4事例紹介

また、受賞者を代表して、野猿谷クライミングクラブ様から取組事例を発表いただきました。

R4事例発表

おもてなしのやまなし知事表彰者一覧と取組のご紹介はこちらをご覧ください。

基調講演「やまなしおもてなしアドバイザー高野登氏」

「今だからこそ身近な人へのおもてなしを ~山梨に生きる全ての方に、いま実践してもらいたいこと~」

やまなしおもてなしアドバイザーの高野さんを講師に招き、基調講演を行いました。

R4基調講演

おもてなしフォトコンテスト紹介

令和4年8月2日から9月30日の期間で募集した「おもてなしフォトコンテスト」の応募作品について紹介しました。

R4おもてなしフォトコンテスト