vol.03 @スパティオ小淵沢 サクッと瑞々しい「コリンキー」

コリンキー生産者の坂本紘子さん

父が残してくれた土地を生かしたくて、ほぼ手作業で畑作り。

農業は全くの初心者だったという坂本紘子さん。山梨出身ですが、一時期は県外に出ており、父が残してくれた土地を守りたい、と一念発起。50歳を過ぎてから畑仕事を始め、車の免許も取って軽トラックを運転し、農作業に奔走しています。種まきから収穫まで、ほとんど一人、ほぼ手作業で行っているそうです。「畑の作業は楽しいですよ。農作物の生長する姿を見ていると、かわいいなって思います」と笑顔で語る坂本さん。コリンキーはもう10年以上作っている、大好きな野菜のひとつ。お客さんが喜んでくれるのがなにより嬉しくて、毎日畑仕事に精を出しています。

地元の野菜の豊富さに開眼。いいものであれば存分に使いたい。

「スパティオ小淵沢」でシェフを務める中山征典さんは、職人の格好良さに憧れて、料理の世界に入りました。
寿司職人や和食の料理人として長年働いていましたが、ここに来て、野菜のバラエティの豊富さに改めて驚き、新たな発想を得ることが多いそうです。「今まで使ったことのない野菜を手に取ることも多く、日々勉強です。コリンキーも以前は知らなかった野菜でしたが、生で食べるとサクサクした食感が面白く、天ぷらなどにするとまたトロッとして美味しい。この土地にいい素材があるなら、和洋問わずどんどん生かしていきたい」。料理人ならではの視点で、よりおいしい食べ方をさらに模索中です。

ぱきっと明るい色合いで、ユニークな食感のコリンキーは、新しい発見のある野菜。

サラダ感覚で生でも食べられる、ちょっと珍しいカボチャ、コリンキー。クセがなく、さっぱりと食べやすい味なので、様々な料理に応用できる野菜です。シャキシャキの歯ごたえがピクルスにおすすめだと坂本さん。レモンイエローの食欲をそそる色合いも魅力で、料理人の創造力をかき立てる野菜でもあるようです。「まだいろんな料理法を開発できそうな、可能性のある野菜だと思います」と中山さん。

「コリンキー」を使ったレシピ

〜スパティオ小淵沢のスペシャリテ〜コリンキーと野菜の冷やし鉢

〜スパティオ小淵沢のスペシャリテ〜コリンキーと野菜の冷やし鉢

生だとサクサクした食感のコリンキーですが、
お出汁でふっくらと優しく炊いたら、
味が沁みて柔らかな食感に。
鮮やかな色合いも目を楽しませてくれます。 1泊夕食付き 12,570円(税込)
プランの夕食(和食コース)にてご提供となります。

※コリンキーの収穫時期(8月~9月中旬)のみのご提供となります。

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「スパティオ小淵沢」 おすすめポイント

道の駅に併設
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「道の駅 こぶちざわ」では、当日の朝に採れた新鮮な地元野菜・果物のほか、豊富なお土産品を販売しています。

スパティオ体験工房
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ホテルに隣接している体験工房では、ベテランスタッフの指導のもとで、トンボ玉や染物などの作品づくりを楽しんでいただけます。

天然温泉「延命の湯」
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パワースポットとしても知られる天然ミネラル温泉。温泉で日頃の疲れを癒し、お風呂上りには八ヶ岳牛乳で一杯いかがですか?

スパティオ小淵沢

〒408-0044
山梨県北杜市小淵沢町2968-1 TEL:0551-36-6111 http://www.spatio.jp/index.html

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