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更新日:2020年4月3日
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八ケ岳南麓に位置する山梨県北杜市に、八ヶ岳の野草を使った独創的なフレンチのお店があります。
▲「あしぇっと八ヶ岳」オーナーシェフの清水秀樹さんと奥様の由妃子さん
清水シェフは、長年東京の一流レストランで料理人として活躍され、あるレストランの立ち上げのため、8年前にこの山梨県に赴任して来られました。
その時に八ヶ岳で育った食材の持つパワーに驚いたと言います。
それまでは、食材は築地が一番だと思っていましたが、八ヶ岳の地元に住む方が作った野菜の方がはるかに美味しいと感じたそうです。
素材が美味しいので、東京と同じように料理をすると、かえって味が落ちてしまうのだとか。今までの料理は手をかけすぎていると感じ、その手間を減らしていったところ、美味しい料理に辿り着いたと語ります。
そしてこの料理は東京では出来ないと感じた清水シェフは、赴任して僅か3か月後にはこの八ヶ岳に移住をすることを決意します。
そして、奥様である由妃子さんが野草のスペシャリストであったため、奥様が朝摘んだ野草を皆様に食べてもらおうと、この「あしぇっと八ヶ岳」を立ち上げました。
▲「あしぇっと八ヶ岳」の庭に生えている春の野草
八ケ岳で採れる野菜はとても元気でパワフルだと清水シェフは語ります。それはスーパーに並んでいる野菜とは明らかに違い、見た目にも輝いて見えるほどだとか。
そして普通の野菜は長期間保存しておくと溶けていくのに対して、八ヶ岳の野菜は長期間保存すると、しなびていくのだそうです。良い野菜をつくる農家さんに出会いやすいことも、この八ヶ岳の魅力のひとつだといいます。
「あしぇっと八ヶ岳」の料理には、奥様の由妃子さんが毎朝摘んでくるフレッシュな野草がふんだんに使われています。冬の間は八ヶ岳トリュフも収穫するのだとか。
八ケ岳トリュフは、採ったその時はほとんど香りがありませんが、1ヶ月くらい熟成させることにより香りが立ってくるのだそうです。
▲キンモクセイのゼリーとサルナシのスープ(デザート)
▲古代薔薇のスープ 山桑のゼリー添え
▲野草のオルゴナイト(前菜)
▲八ヶ岳産黒トリュフのブイヨン
基本的に予約制のレストランですが、3日前までの予約で肉や魚などの動物性のものを使わないヴィーガンやベジタリアンメニューにも対応していただけます。
ここのフレンチの味つけは、オリーブオイルやハーブの香りをメインとしており、油分が少ないのが特徴です。デザートの一部でバターを使う以外には、乳製品や出汁も使っておりません。八ヶ岳の水で味を出すことが基本にあり、野菜、塩、水のみでスープを作っており、まるで野菜のピューレを味わうような感覚です。
またアルコール類を調味料として使用していないので、ムスリムフレンドリーでもあります。
▲ビーガンのメイン 豆腐ステーキのミルフィーユ
メニューは季節によって変わりますが、今の八ヶ岳で何が美味しいか、ここでしか味わえないフレンチを是非体感してみてください。
施設情報
Related facility
山野草創作フレンチ あしぇっと八ヶ岳
住所:山梨県北杜市大泉町西井出7420 |
ホーム > 八ケ岳の野草をふんだんに使った 山野草創作フレンチ あしぇっと八ヶ岳