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ガイドすぎもとさん

更新日:2021年9月16日

山梨の山の魅力-甲斐の国 日帰り富嶽21名山-

富士の国やまなし旅センターでは、アフターコロナの新しい楽しみ方として、やまなしアドベンチャーツーリズム(日帰りでできる低山トレッキングツアー)の実施を検討しています。
低い山だからこそ、気をつけたいポイントや山梨の低山の魅力について、今回ガイドを務めていただく杉本達郎さんにお話しいただきました。

すぎもとさん

こんにちは。登山ガイドの杉本龍郎です。
2019年に埼玉県さいたま市から山梨県韮崎市に移住し、韮崎を起点として山梨県の山を中心に登山ガイドをしています。

今回、甲斐の国 日帰り富嶽21名山ツアーのガイドをするにあたって感じている山梨の山の魅力について、ご紹介させて頂きたいと思います。

 

山梨の山の魅力

1.県内の多くの山から富士山が望める

まず1つ目は、県内にある多くの山から富士山を望めることです。
富士山は山梨と静岡の県境に位置し、山梨県内では南方に位置します。簡単に言うと、山梨県の山は富士山を東から北、西と向かって取り囲むように連なっているため、標高の高い低い、登るのが易しい難しいに関わらず、山梨県内にある多くの山から富士山を望むことが出来ます。

言うまでもなく富士山は、その端正な山容や標高の高さ、信仰などの観点から日本だけでなく世界的にも有名かつ人気の山です。普段、山登りをしない人でも富士山のことは知っていますし、綺麗な富士山が望めたら思わず息をのんで写真を撮ってしまう方も多いと思います。そのような富士山を県内の多くの山から望めることは、間違いなく山梨の山の魅力であると思います。

2.山のグレードのバリエーションが豊富

2つ目は、山のグレードのバリエーションが豊富であることです。
山梨には日本国内で標高第1位の富士山、第2位の北岳、第3位の間ノ岳(あいのだけ)を有するほかに、仙丈ヶ岳(せんじょうがたけ)や甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ)、赤岳(あかだけ)、鳳凰三山(ほうおうさんざん)、金峰山(きんぷさん)などの標高が高く、多くの方に知られている山々が軒を連ねています。そのような山々は一般的に登ることも日帰りでも難しいことが多く、冬になれば雪が付き登るのには冬装備や特別な技術が必要になります。

その反面、標高1000m台、もしくはそれ以下でも魅力的で展望が素晴らしい山がたくさんあります。標高がそれほど高くないので日帰りで行けて、かつ冬でも雪が付かないことが多いため、雪山を登らない方でも一年中楽しむことができます。

まとめると、山梨の山は標高が高く日帰りではいけないようないわゆる「難しい山」から、散歩の延長上で登れてしまう「易しい」低山まで山のグレードの幅が広いため、老若男女問わず様々な方に山への門戸が開かれていると思います。経験豊富な方は海外遠征のために厳しいトレーニングができる一方、初心者の方は駅からアクセス良く散歩の延長上で登れる山やロープウェイに乗り、少し歩いてその眺めを楽しむなど、気持ちの良い登山ができることが山梨の山の魅力であると思います。

3.山梨の山、そして山梨が「街」と「山」とのゲートウエイ

最後に3つ目は、山梨の山、山梨という場所が「街の世界/首都圏」から「山の世界/山岳圏」のゲートウェイ、橋渡しのような役割を果たしているのではないかと思います。これは山梨に移住する前、埼玉から富山や長野や岐阜、山梨の山々に通っていた経験から感じた山梨の魅力です。

地図を見れば分かるように山梨は、東京、神奈川、千葉、埼玉といった首都圏と長野、岐阜、富山といった高い山々を有する山岳圏の間に位置しています。首都圏・東京方面から中央道を走っていくと相模湖を過ぎたあたりから徐々に里山感を出していき、東京や神奈川に隣接する低山が軒を連ねて登山者を山の世界へ徐々にいざないます。

そして、大月を過ぎ、笹子トンネルを抜けるとそれまでの低山とは違った様相の標高の高い南アルプスが登山者を出迎えてくれます。さらに進むと八ヶ岳や北アルプスが顔を覗かせてくれます。
山梨を通過することで徐々に高い山を望みながら気持ちを「街モード」から「山モード」に切り替えていくことが出来ました。

また、山梨は山だけではなく甲府を中心とした街を有しており、釈迦堂PA辺りからは山梨の特徴でもある甲府盆地を眺めることが出来ます。甲府盆地からは街も感じながら山岳圏に進むことで程よい緊張感と安心感を抱きながら、山へ臨むことが出来るのではないかと考えます。

まさに、山梨の山々は首都圏から山岳圏へのゲートウェイ、橋渡し的な役割を果たしていると思います。 

 

<黒岳 ドローン空撮映像/山梨ドローンテクノロジー撮影>

 登山ガイドが選ぶ、日帰りで富士の絶景を楽しめる21の山

2019年に埼玉から山梨に移住しましたが、その理由は、ズバリ山や自然の素晴らしさにあります。
山梨に引っ越してくる以前から登山ガイドとして山梨にはよく通っていました。その時から富士山や南アルプスほど名が知られていないけれど、魅力的な低山がたくさんあると感じていました。

富士山や南アルプスなどは標高が高いことや山の難易度からも日帰り登山は難しいのが現実のところです。しかし、低山であれば日帰りで登ることができます。さらに山梨の山は低山ながらも多くの山から富士山を見ることができます。

【甲斐の国 日帰り富嶽21名山ツアー】

 今回のツアーでは、日帰りで登頂ができること、富士山を眺めることが出来できる山を選定し、【甲斐の国 日帰り富嶽21名山】とさせて頂きました。山梨県内のいろいろなエリアの山に登り、富士山を眺めた後はその土地にある温泉や食事、名産品などを楽しんだり、道の駅などに立ち寄ることも考えています。

山梨の山の魅力は高くそびえる山だけではなく、低くても富士山を眺められる魅力に溢れている山がたくさんあることだと思います。ツアーを通して、山の楽しみ方、山梨の山や山梨の魅力を感じて頂けるようにご案内させて頂きたいと思います。
(※新型コロナウイルス感染拡大等の理由により、ツアーの実施を見合わせております。 2021年7月現在)

 

 【日帰り富嶽21名山】

  山名 標高 市町村 見どころ
1 国師ケ岳 2,592m 山梨市  
2 甘利山 1,731m 韮崎市  6月中旬ミツバツツジ
3 櫛形山 2,052m 南アルプス市・富士川町  7月中旬のアヤメ
4 黒岳 1,792m 笛吹市 日本一の富士山ビュー
5 大菩薩嶺 2,057m 甲州市・丹波山村  
6 竜ヶ岳 1,485m 富士河口湖町・身延町  
7 足和田山 1,355m 富士河口湖町  
8 石割山 1,412m 山中湖村  
9 日向山 1,660m 北杜市  
10 茅ヶ岳 1,704m 韮崎市・甲斐市  
11 羅漢寺山 1,058m 甲府市  
12 大蔵経寺山 716m 笛吹市  
13 三頭山 1,531m 上野原市・小菅村  
14 大蔵高丸 1,781m 大月市・甲州市  
15 三ッ峠山 1,785m 西桂町・富士河口湖町  
16 岩殿山 634m 大月市  
17 杓子山 1,597m 富士吉田市・都留市・忍野村  
18 蛾ヶ岳 1,279m 市川三郷町  
19 身延山 1,153m 身延町  
20 高ドッキョウ 1,133m 南部町  
21 御正体山 1,681m 都留市・道志村  

 

 

21yama

拡大画像はコチラ(JPG:173KB)

 

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