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更新日:2023年8月9日
山梨県は縄文王国ということをご存じでしょうか。縄文文化と山梨の特産フルーツ・ワインを堪能できるコースの1例を山梨県職員Oがご紹介します。
遠くから見ても鮮やかなスカイブルー色の縄文タクシー。車体には縄文土器や土偶の写真が貼られています。土偶は「しゃかちゃん」「しゃっこちゃん」という愛称をもつ釈迦堂遺跡博物館のマスコット的存在です。
石和温泉駅から縄文タクシーに乗って、山梨旅のスタート!道中は桃やブドウ畑の横を通り、まさに山梨らしい風景を楽しめます。
訪れたのはルミエールワイナリーです。目の前にさまざまな種類のワイン用ブドウが栽培されており、食べる用のブドウではなくワインにする為のブドウを見ることはなかなかないので新鮮な気持ちでした。また、ワイナリーの地下には国の登録有形文化財及び日本遺産の構成文化財に認定されている石蔵発酵槽があり、普段見られない裏側を少しのぞくことができました。
「石蔵発酵槽」大量のワインの仕込みタンクとして、今も利用されています
国の登録有形文化財に指定されています
葡萄棚と縄文タクシー
縄文時代を知りたくなったら、釈迦堂遺跡博物館に行きましょう。縄文土器や土偶など5,599点が国の重要文化財に指定されています。展示室には一つ一つ個性のある土偶やさまざまな模様・形の土器が並べられていました。縄文タクシーに描かれている「しゃかちゃん」と「しゃっこちゃん」ももちろん展示されていて、展示室内では井浦新さんが縄文土器・土偶の魅力について紹介している映像も流れています。
見ごたえ抜群の展示内容で、自分の“推し土偶”を見つける楽しさもあり、縄文についての知識があまりない私でも十分堪能できる博物館です。
私も土偶になったみたい
一瀬学芸員さんからの解説も!
3Dプリンターでつくった土偶ガチャ
しゃかちゃんを当てたよ
最後に運転手さんと はいチーズ
貸し切りで、時間や場所別に4つのモデルコースも選べるので、その日の予定や好みに合わせた観光ができるタクシーです。ぜひ、ご利用ください。
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