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更新日:2025年11月15日
冬の富士山は、澄みきった空気の中でいっそう美しく輝きます。静かな湖畔に映る姿や、朝日に染まる瞬間は、まさにこの季節だけのご褒美。
今回は、地元スタッフ(富士河口湖町役場 観光課 中村さん)が教える「冬ならではのスポット」をご紹介します。
湖畔の夜空を彩る花火は、毎年多くの方に愛される冬の風物詩。
2026年は、1月24日(土)・25日(日)・31日(土)・2月1日(日)・7日(土)・8日(日)・14日(土)・15日(日)・21日(土)・22日(日)・23日(月) の11日間、
各日 20時00分スタート(約20分間) で打ち上げ予定です。

河口湖冬花火イメージ
3か所から打ち上げられる花火を、一度に撮影できる絶好のロケーション!
湖面に映る花火と富士山のシルエットが重なる瞬間は、まさに息をのむ美しさです。
キッチンカーで温かい食べ物を片手に、目の前で打ち上がる花火を堪能!
花火が上がるまでの時間も楽しめるよう、冬花火開催日(15時00分~)にはキッチンカーが出展予定です。
湯気の立つホットドリンクを飲みながら、夜空に咲く花火を見上げる――
そんな冬のひとときを、ぜひ体験してみてください。
夜の河口湖は冷え込みます。あたたかい格好でお越しいただき、
冬ならではの澄んだ空気と花火のコントラストをお楽しみください。
富士山と花火、そして冬の静けさが織りなす特別な夜。
この時期だけの“冬の絶景”、ぜひご覧ください。

河口湖冬花火(イメージ)
精進湖の湖畔から見る富士山は、手前の大室山をまるで抱きかかえているように見えることから、
“子抱き富士(こだきふじ)”と呼ばれています。
冬の朝には、湖面にうっすらと氷が張り、
そこに映り込む「子抱き富士」はまさに幻想的。
この氷と一緒に富士山を撮影できるのは、精進湖だけの特別な瞬間です。
見ごろは早朝のみ。静寂の中でしか出会えない冬の絶景を、ぜひ体感してみてください。
ホットスポットロケ地巡りとあわせて訪れるのもおすすめです。

精進湖(子抱富士)イメージ
やはり外せないのが、本栖湖から見る“ダイヤモンド富士”。
冬の冷たい空気の中、太陽が富士山の頂上に重なる瞬間は、思わず息をのむ美しさです。
朝日とともに見る「竜神池(富士本栖湖リゾート)」からのダイヤモンド富士&逆さ富士。
湖面に映る富士山と太陽の輝きが重なり、まるで絵画のような風景が広がります。
2025年度の開催日はまだ決まっていませんが、毎年年末年始に開催されます。

竜神池(ダイヤモンド富士)イメージ
詳しくは富士本栖湖リゾート https://www.fujimotosuko-resort.jp/(外部リンク)
少しハードですが、竜ヶ岳の山頂から見るのもおすすめ。
日の出前に登りきる必要がありますが、山頂から眺めるダイヤモンド富士は格別の美しさです。

竜ヶ岳(ダイヤモンド富士)イメージ
いかがだったでしょうか?
冬の富士山は、静けさの中にたたずむ力強さと優しさが共存しています。
この時期だけの特別な表情を、ぜひご自身の目で確かめに来てください。
暖かい服装をお忘れなく。
皆さまのお越しを、心よりお待ちしています。
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お問い合わせ先 河口湖町役場 観光課 https://www.town.fujikawaguchiko.lg.jp/ka/list.php?ka_id= 一般社団法人 富士河口湖町観光連盟 https://fujisan.ne.jp/ |
取材・文/高野