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更新日:2026年2月16日
冬の万力公園に、やさしい炎が灯ります。
2026年2月22日(日)、山梨市の万力公園内「せせらぎ広場」で開催されるのが「万葉の森DE焚火TOワインマルシェ」です。
果樹栽培が盛んな山梨市は、夏から秋に多くの観光客が訪れる一方で、冬はどうしても人の流れが少なくなります。
「冬の山梨市に目を向けてもらえないだろうか」
そんな思いから、主催者である山梨市観光協会は「冬でも生かせる観光資源」を見つめ直し、そこで浮かび上がったのが、市内の個性豊かな14のワイナリーと武田信玄公が築いた雁行堤を抱く万力公園という存在でした。
万力公園内には、松、梅、すみれ、彼岸花など万葉集にうたわれた植物が多く自生しており、それにちなんだ多数の万葉歌碑が設置されています。そのような自然に囲まれたこの場所で山梨のワインをゆっくりと味わっていただき、これに、寒い季節だからこそ、人が自然と集まり語らえるよう、「焚火を囲む」というアイデアが加わりました。
こうして生まれたのが「万葉の森」と「焚火」と「ワイン」とを掛け合わせたこのイベントです。
令和5年2月の初開催以来、毎年2月に開催し、今回で4回目を迎えます。
来場者数は例年およそ500人。規模は決して大きくはありませんが、「焚火ができるイベントは珍しい」「家族で楽しめる」と好評をいただき、リピーターを維持しています。


会場にはワインマルシェとして、山梨市ワイン振興会に加入している市内8社のワイナリーが並びます。各ワイナリーではグラスワインやボトルワインを販売し、中には冬にうれしいホットワインを提供するワイナリーもあります。


また、食を提供する様々なキッチンカーや飲食ブースも並び、購入いただくと串付きマシュマロがプレゼントされます。焚火で焼くマシュマロは、子どもたちにとって忘れられない体験になるはずです。さらに、14時からは山梨市観光協会会員が腕を振るう「ほうとう」を先着100名に無料配布します。それ以外にも、同協会会員の飲食店による「もつ料理の盛り合わせ」が販売され、もつ料理の食べ比べを楽しむことができます。

焚火台は体験用の小サイズ10台と会場用の中サイズ6台が、その周りに椅子代わりのワインケースが用意され、ここでも「焚火」と「ワイン」とを掛け合わせた主催者のこだわりがみられます。焚火に使われる薪は同協会会員である農家から提供いただいた桃やぶどうの剪定木です。薪として使える太さの剪定木を集める大変さがある中で、主催者が市特産の桃やぶどうにこだわって集めた薪にも注目してお楽しみください。


イベントでは、焚火教室やワインクイズ、ワイナリー関係者によるトーク、焚火と読書を楽しむYAMANASHI BOOKSCAPEの出張企画などが開催され、学びと遊びが交差する企画が目白押しです。
※YAMANASHI BOOKSCAPEとは、フルーツ公園で人気のイベントで、県内書店員や図書館司書がおすすめする本を展示・紹介し、読書を楽しんでいただけます。焚火を囲んでワインを飲みながら本を手に取る、そんな少し贅沢で静かな時間を提供したいという思いを込めて、今回はYAMANASHI BOOKSCAPEの出張イベントを併催します。
天候に左右される屋外イベントのため、準備には苦労も多いようです。それでも、山梨市の大切な産業であるワインの魅力を伝え、冬の山梨市に人を呼び込む場として、この炎は灯り続けています。
防寒を整え、冬ならではのぬくもりを味わってみてはいかがでしょうか。
<イベント情報>
『万葉の森DE焚火TOワインマルシェ』
[日時]2026年2月22⽇(日)11時~19時
[会場]万力公園内「せせらぎ広場」
[入場料]無料
[アクセス]JR山梨市駅から徒歩5~10分
[駐車場]万力公園駐車場、JR山梨市駅南側工場跡地
[注意事項]
※強風時や火災警報発令時など、当日の天候により焚火を行えない場合があります。
※荒天時はイベントを中止いたします。また、当日の状況によりイベントの内容が変更となる場合があります。
※20歳未満および車を運転する方への酒類の提供はお断りします。
▼公式HP
万葉の森DE焚火TOワインマルシェを開催します!|山梨市観光協会(外部リンク)
▼公式SNS
Instagram:@yamanashi_city_sightseeing(外部リンク)
主催 山梨市観光協会、共催 山梨市ワイン振興会
【お問い合わせ】
山梨市役所観光課内事務局 電話0553-22-1111(代)
(取材・文/中村)