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更新日:2024年7月26日
2024年7月3日より新紙幣が発行されました。新千円札の裏側に描かれているのは葛飾北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」です。この図柄のモデルとなった「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を山梨県立博物館で公開しています。
全国各地にある版画のうち、山梨県立博物館と東京国立博物館が所蔵している作品の保存状態がよいことから、今回の図柄の参考として使われました。
これを記念して、山梨県立博物館には日本銀行から新千円札が贈呈され、「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」と並べて同時公開が始まりました。
日本銀行から寄贈された「9番」の新千円札
荒れ狂う大きな波が、お札でも細部まで繊細に再現されています。
『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』 「グレート・ウェーヴ」として世界的にも有名な一枚
公開は、2024年8月19日(月)まで(原本の公開は7月17日まで。7月18日~複製品の展示)。
同時公開の貴重な機会に、ぜひじっくりと鑑賞してみませんか?
また、新千円札の隣に冨嶽三十六景の作品が2点展示されています(時期によって展示作品は変わります)。こちらもお見逃しなく!
冨嶽三十六景《東海道江尻田子の浦略図》
冨嶽三十六景《御厩川岸より両国橋夕陽見》
【展示期間】
・「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」
(原 本)2024年7月4日(木)~7月17日(水)
(複製品)2024年7月18日(木)~8月19日(月)
・日本銀行券新千円札
2024年7月4日(木)~8月19日(月)(予定)
展示場所:山梨県立博物館 常設展示室
※観覧料(外部リンク)が必要です。
「どうぶつ百景ー江戸東京博物館コレクションより」
「人々と動物の暮らし」の歴史と文化について、東京都江戸東京博物館の所蔵コレクションを中心にご紹介する展覧会です。
開催期間:令和6年7月13日(土)~9月2日(月)
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