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更新日:2026年6月30日
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毎年8月15日に山梨県南部町で開催される「南部の火祭り」。江戸時代から続くこの祭りは、盆の送り火や川施餓鬼(かわせがき)といった厳かな供養であり、豊作を願う虫送りの行事でもあります。現在も町全体で大切に受け継がれており、当日は投げ松明や大松明の炎が仏様の道明かりとなり、灯ろう流しも執り行われます。そして富士川の両岸の「百八たい」へ一斉に火が灯ると、会場の熱気はクライマックスへ。今回は、伝統行事と花火が美しく融合する見どころをご紹介します。

火のついた松明を片手でグルグルと回し、十数メートルの高さがある竿先にのせた「蜂の巣(麦わらで編んだ籠)」めがけて投げ入れる、スリリングで見応えのある伝統行事です。これは「虫送り」の意味を持ち、その年の豊作や無病息災を祈るもの。町内の南部地区のみなさんの手によって松明が作られ、当日は地区の小中学生たちが投げ松明を行い、夜空に美しい炎の弧を描きます。

厳かな僧侶の読経が響く中、人々の祈りを乗せた灯ろうが富士川へと流されていきます。ゆらゆらと水面を漂う光の帯は、息をのむほど幻想的です。
当日の午後5時より、【50基限定】で灯ろうの販売も実施。購入後は自由に文字やイラストを描いて、自分だけの灯ろうをそっと川へ流す、特別な体験をしてみませんか?

夜空に燃え盛る、迫力満点の大松明の炎

着火前の大松明
町内外の寺院から集められた約3万本もの塔婆(とうば)を積み上げて作られる、巨大な「大たいまつ」。 僧侶による読経の開始とともに点火されると、轟音とともに炎が燃え上がります。
夜の川原を燦々と照らし出す塔婆の炎と、静かに響き渡る読経が、見る人を幽玄な世界へと誘います。

人間の煩悩の数にちなんだ「百八たい」が、富士川の両岸約2キロメートルにわたって連なります。お祭り当日の朝、地区ごとに住民の皆さんが力を合わせて組み立て、午後8時に一斉に点火されます。
川の両岸を埋め尽くす光の列は圧巻の一言です。
あなたの手で、歴史ある火祭りの一部を作り上げてみませんか?

供養の意味が込められたすべての伝統行事を終えると、いよいよ夜空に花火が打ち上がります。「百八たい」をはじめ「投げ松明」「大松明」「灯ろう流し」の炎、夜空を彩る約3,000発の鮮やかな花火、そして川面に映る光の粒――お盆ならではの伝統と花火が融合する、南部町でしか見られない絶景をお楽しみください。
■開催日
2026年8月15日(土)
■開催場所
富士川河川敷南部橋上下流
■交通アクセス
お車でお越しの場合、会場最寄りの中部横断自動車道・南部ICは大変混雑します。「富沢IC」または「身延山IC」からお越しください。
■交通規制
南部橋の通行止め:当日の午後7時45分より通行止めとなります(歩行者も通行不可となりますのでご注意ください)。
■駐車場
有料駐車場あり(1台 500円)※町内に15箇所程度開設予定。
詳しい情報は公式ホームページへ!
お祭りのタイムスケジュールや駐車場の詳細などは、南部町ホームページをご確認ください。7月以降、順次最新情報が解禁となりますのでお楽しみに!
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