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更新日:2021年9月15日

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味覚で味わう自然体験!丹波山村最新グルメを食べ尽くせ!

関東で一番小さい村、山梨県丹波山村。村面積の97%を森林が占める自然豊かな村です。
2021年夏、その丹波山村に新たなグルメスポットが多数オープン!
ラーメンにおすしにここでしか味わえない絶品お弁当も!?
丹波山村でしか食べられない、丹波山村だから食べられる絶品グルメの数々をご紹介。
食べたらあなたも丹波山村のとりこになること間違いなし!

 

口の中を駆け抜ける野生!唯一無二の味「タバラーメン」

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タバラーメン。鹿の骨の味はいかに??

豚骨、鶏がら、牛骨。。。世にラーメンは数あれど、野生の味を凝縮し、味わえるのはタバラーメンだけ。

特徴はなんといっても鹿の骨からとったスープ。

「動物性の素材は鹿の骨のみを使用しスープを作っています。一杯のラーメンに鹿の骨600gを贅沢に使用しています。」

話をしてくれたのはラーメンを提供している株式会社アットホームサポーターズの保坂幸徳さん。

「鹿の骨からでるだしはとてもあっさりしています。あっさりした鹿骨のスープにどうコクを出すか苦労しました。豚骨や鶏ガラを入れるとどうしてもその味に引っ張られてしまいます。鹿の野性味を残しつつどのように美味しいラーメンに仕上げるか……私たちの創意工夫の結晶。渾身の一杯です。」

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飲食スペース。清潔な環境で美味しく食べられます。

スープは鹿の味がしっかりしみ込んだ醤油ベース。トッピングは味玉にもやし、鹿肉のチャーシューにそぼろ、紅ショウガ。スープは濃厚だけどさっぱりしていて、飲むと口一杯野生の風味が広がります。ただ、くせが物凄く強いわけではないため、どんどん食べ進められる一品です。

販売場所は丹波中学校前のキッチンカー。また、近くに飲食スペースもあるので落ち着いて食べることができます。

飲食スペースには薬味として「黒コショウ」に「山椒+ほうじ茶」があります。

オススメは「山椒+ほうじ茶」、コクと辛味を追加して最後の一滴まで楽しむことができます。

 一日限定30食。キッチンカーなので県内外の各種イベントへの出店しています!出店予定は公式サイトをご確認ください。

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施設情報

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タバラーメン ジビエキッチンカー

山梨県北都留郡丹波山村2004 (丹波山村立丹波中学校前)

電話番号:0428-88-0789

営業時間:土日祝11:00~16:00(スープが無くなり次第終了)

出店情報はコチラ(外部リンク)

清流の女王アユの新しい楽しみ方!さっぱり美味しい若鮎すし

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丹波山村の柿の葉でくるまれた若鮎すし。そのお味は・・・? 

丹波山村の特産品の一つに透き通る清流でその身を育んだアユがあります。そのまま焼いて食べても美味しいのですが……

「私の出身の高知にあるアユの棒すし。それを丹波山でもできないかというのが開発の最初の一歩でした。」

開発者の宮地功孝さんは熱いまなざしで語ってくれました。

「丹波山村の名産であるアユ。丹波川の冷たい水の影響で小ぶりながら身が引き締まっているのが特徴なんです。その小ささを活かすために、奈良の柿の葉すしを参考に、若鮎すしを開発しました。」

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小ぶりでしまった身が特徴!

口にしてみると……川魚特有の臭みを一切感じない口当たり。最初に塩で次に酢でしめる下ごしらえの賜物です。

酢に負けないアユのうま味が口いっぱいに広がるのは、身のしまった肉厚の丹波山村のアユならでは。さっぱりしていて何個でも食べられてしまいます。

その場で食べるのも良いですが、お土産の冷凍すしもオススメ。最新の冷凍技術が使われているため、アユの美味しさが閉じ込められており、家に帰るころに食べごろを迎えます。

丹波山村村営つり場近くのかあら小屋(旧やまびこ庵)で販売しています。

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施設情報

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かあら小屋(旧やまびこ庵)

山梨県北都留郡丹波山村1255 (丹波山村村営釣り場となり)

電話番号:080-4605-8726

営業時間:11:00~売り切れ次第終了(9月18日から11月上旬までの土日祝日営業)

施設情報を見る(外部リンク)

丹波山村に灯りをともす新施設、灯里の絶品お弁当

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おかずは日替わり!どれも美味しそう

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2021年7月15日にオープンした新施設灯里(あかり)。国道411号線沿いにある赤い壁が特徴のお店です。このお店で美味しいのが日替わりのお弁当。

「お弁当には、かまどで炊いたご飯を使っています。付け合わせの野菜は、丹波山村の畑で採れた野菜を使っているため、野菜の旬によっておかずが変わります。」

お店を切り盛りする西山寿恵さんが笑顔で話してくれました。

「村の人から、丹波山村の味付けや保存の方法を教わり、お弁当に反映しています。まずは村の人に、ゆくゆくは村外の人にも味わってほしいお弁当です。」

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毎日かまどで炊いてます!

食べてみての実感は、まず何よりもご飯が美味しい。かまどで炊いたご飯は余計な水分が飛んでふっくらと仕上がっています。時間がたってもべちゃっとならないのも特徴とのこと。

おかずはどれも絶品。どこか懐かしい味付けの野菜は美味しいごはんにピッタリ。ふっくらごはんと昔懐かしい味付けのおかず……これに勝るお弁当がこの世にあるでしょうか?

お弁当は数に限りがありますので、事前に予約を入れることをオススメします。

他にも、山梨のワイン酵母を使ったコク深いワインカレーやお手軽なお値段のうどん。コーヒーやお茶などもあるので、手軽に立ち寄れるお店となっています。

いずれは村内外の人が交流する場にしたいとは西山さん談。丹波山村にお越しの際はお気軽にお立ち寄りください。

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施設情報

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灯里

山梨県北都留郡丹波山村中組2557

電話番号:0428-88-0328

営業時間:11:00~17:00(水定休、不定休あり)

*最新の営業状況等は灯里のTwitterアカウントで確認してください

施設情報を見る(外部リンク)

(取材後記)

周囲を深い山に囲まれた丹波山村。そこに待っていたのは、これまでの丹波山村のイメージを一新させる新しい潮流でした。

自然が身近にあるからこそ、その自然の恵みを余すことなく味わい尽くす絶品グルメ。また、その味を追求し、時に苦悩し今の味にたどり着いた丹波山村の人々の歩み。

今回紹介した品はどれもその歩みに思いをはせながらじっくり味わってほしい一品ばかりです。

ジビエに川魚、昔ながらのお弁当。是非足を運んでご自身でその味をお確かめください!

取材/文:石田 

 

 

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