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更新日:2019年12月26日

秘境で滝行! 名瀑「雄瀧」で身を清める 

厳しい自然条件の地であり、昔から修験道の行者たちの修行場であった霊山「七面山」。
この七面山への羽衣登山口に「女瀧(羽衣白糸の瀧)」と「雄瀧」があり、修行僧たちは、神聖な七面山に登る前、この滝で身を清めるそうです。
今回はこの名瀑「雄瀧」での滝行をご紹介いたします。

羽衣白糸の瀧の前には「お万の方像」が建てられています。

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▲この「お万の方」は徳川家康の側室であり、七面山の女人禁制を解いたお方です。
水量が雄瀧と比べて少ない為、女性向きの瀧だとも言われています。

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▲そして、その「女瀧」からさらに奥に入った所に「雄瀧辨天堂」があります。
昔は、もともと何もない所に瀧だけがあったそうです。このお堂を建てた方が、瀧に入るとなぜか辨天様が現れたのだとか。何度もそういうことが続き、この周辺を探したところ、朽ち果てたお堂があり、そこに弁天様が祀られてあったそうです。そこでその弁天様を持って帰り、修理をし、小さなお堂を立てました。これが雄瀧辨天堂の由来です。この瀧は昔、とても荒れていて、瀧行をするには難しい所だったそうです。このお堂を建てたとき、みんなが安全に瀧の修行ができるように辨天様を祀られ、何年もかけて祈り続けてきた結果、滝行が出来る程の状態になっていったとのことです。

 

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▲「雄瀧辨天堂」の裏手に「雄瀧」があり、この瀧は行場として全国的に知られている名瀑です。
女瀧と比べると水量も多く、流れも激しく、その名の通り雄々しい瀧となっています。
今回、この霊山の麓にある「雄瀧辨天堂」にて「滝行」を体験させていただきました。

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▲最初にこのお堂のご住職様より、この瀧についても説明をしていただきました。
普段は自由に瀧に入ることが出来るそうですが、初めての方は瀧行の作法も含めて説明をしていただけます。
ご住職様は普段はこのお堂にはいらっしゃらないようですので、行かれる際は事前に連絡することをお勧めいたします。

 

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▲基本的に瀧に入るときは白い服が原則となります。
そのため、ふんどし、または行衣に着替えます。これらは辨天堂さんで貸し出しをしてくださいます。
男性はふんどし、女性は行衣をつけますが、今回は特別に男性にも行衣を貸していただきました。
女性の方は行衣の下は出来るだけ色が薄い下着をつけることをお勧めします。
バスタオルや着替えは持参してください。

最初に瀧に入る前の作法をご住職様より教えていただきます。瀧に入る前に3か所お祈りをして、水で口を清めます。夏でも水温はとても低い為、水に入ったら脇の下に水をあてて温度にならします。

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▲順番に瀧の中に入っていきます。気合を入れるために声を出して入るのがお勧めだそうです。水の勢いがかなり強いので、頭上に水を当てるのではなく、肩に当てるイメージで瀧を受けると良いとの事でした。上からの水圧と下からの風で、最初は真直ぐ立つことも難しいですが、安定した場所を見つけたら、あとは集中して無心に心行くまで瀧に打たれます。

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▲瀧から上がったら、再度三ヶ所にお祈りを捧げます。

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▲夏場でも瀧の水は冷たく、瀧から上がると凍える寒さです。
しかし寒さ以上に爽快感の方が強く残ります。

 

この瀧は神聖な修行の場であり、観光地ではありませんので、大声を出したり騒いだりは禁止です。
しかし修行目的でなくとも、最近は弁天様の「所願成就」の功徳を得るために、願いを叶えるために瀧に入る方もいらっしゃるそうです。
もともと、仏教では瀧に入る理由は、因縁を洗い清めるためだと言われています。
そのため、初めて瀧に入る人はその人の前にだけ真っ白なものが出てくるともいわれています。

1回で全ての因縁が清められる訳ではないので、ここに来られる方は定期的に通われる方が多いそうです。
私も初めての瀧行でしたが、「人生で一度はやってみよう」という気持ちで挑戦しましたが、素直にまた来たいと思いました。
「身を清め、心を清める」滝行を是非一度体験してみてはいかがでしょうか?

 

「雄瀧辨天堂」
〒409-2733
山梨県南巨摩郡早川町赤沢1329
TEL:0556-45-2122

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