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更新日:2021年11月19日

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歴史ロマンに思いを馳せながら、紅葉の都留アルプスをハイキング

 色とりどりの紅葉のトンネル、雪化粧した富士山の絶景、谷村城下町の生活の音色、時折街に響く富士急行線の警笛、、、と見どころ満載の「都留アルプス」。
 自然を満喫しながら歴史ロマンを感じることができるハイキングをしてみませんか。

 標高600m前後の「都留アルプス」

 豊かな山々に囲まれ、富士山の湧水が流れる水の街、都留市。その中央に位置し、市街地に沿って谷村(深田発電所)から東桂(住吉神社)まで、全長約8kmに渡り、標高600m前後の山々が連なっています。この連なる山々を「都留アルプス」と呼んでいます。
 地元の山の愛好会で集まった有志「都留アルプス会」が市と協力して、倒木除去や階段を整備したのでとても歩きやすい登山道です。また、随所に道標や案内板が設置されているため、ハイキングマップを持って歩けば迷わず安心です。
 市街8ヶ所から都留アルプスの稜線までつなぐルートがあるので、登山口と下山口を選んでハイキングできる楽しみがあるほか、随所にビューポイントがあるので、自然を満喫しながら歴史ロマンを感じることができる興味深いコースとなっています。この都留アルプスのコースは日本トレッキング協会がおすすめするコースにもなっています。
 今回は、11月28日(日)に開催される「第9回都留アルプスフリーハイキング」のコースを歩いてみました。まちづくり交流センターを起点に、烽火台跡、パノラマ展望台、楽山公園などを巡る周回コースで、距離は約7.8km、歩行時間は約4時間、累積標高差は上り下りとも500mです。紅葉を楽しみながら歩くには時間・距離ともにちょうど良いコースです。

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谷村城下町を流れる水路

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上空から秋の都留アルプス

隠れた富士のビュースポット専念寺

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専念寺の本堂裏の絶景スポット

  まちづくり交流センターをスタートして、大通りから一本奥に入った路地を歩きます。路地を進むと円通院、東漸寺、専念寺、西涼寺などのお寺があり、谷村城下町の情緒を感じることができ気持ちよく歩けます。専念寺の本堂裏の墓地の道を少し登ると、谷村城下町と富士山の絶景を一望できます。

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本堂裏の庭園も紅葉が映えて見事です

  谷村城下町ごしに望む「富士の絶景」

 谷村発電所から都留アルプスを登りはじめ15分。稜線に出て少し行くと展望台があります。谷村城下町ごしに望む富士山は、ここでしか見ることのできない絶景。富士講の人々や馬が谷村路を往来していたのだろうと悠久の歴史に思いを馳せてみましょう。

 

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谷村城下町ごしに望む雪化粧した富士山

 通信の要所「蟻山」を経てパノラマ展望台へ

 都留アルプスの中でも急な坂道を登ると蟻山の山頂に着きます。山頂は、四方遮るものがなく眺望が良いため、戦国時代には敵襲などを知らせる烽火台(のろしだい)として情報を伝達していた場所でした。現在は、電波塔が設置されており、今も昔も通信の要所となっています。

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  紅葉を楽しみながら稜線を縦走していくと、展望が開けたパノラマ展望台に到着。山々に抱かれたのどかなまち並みを望むことができます。街の中を走る富士急行線の電車が見えたら幸運。目を凝らせば、「名勝 田原の滝」も見えるとのことです。

 

 

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紅葉が美しく明るい登山道

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グラデーションが美しいもみじ

 

 

 

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パノラマ展望台から望む都留の街並み

「鍛冶屋坂水路橋」ピーヤから友愛の森を経て千本桜植栽地へ

 パノラマ展望台から登山道を徐々に下っていくと突然メガネ橋が出現します。この橋は、源流山中湖から上野原の「松留発電所」まで水を運ぶための水路橋で「ピーヤ」(橋脚を意味します。)と呼ばれており、地元の人に親しまれています。橋の下の中央で手をたたくと、特有の反響音がする「鳴き龍」を体験できます。

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「鍛冶屋坂水路橋」ピーヤ

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源流山中湖から上野原の「松留発電所」まで運ぶための水路

 

 ゆるやかな坂を登っていくと、地元の小学校の子どもたちが整備している学校林「友愛の森」に着きます。この森には、立派な東屋(あずまや)があるので、ここで休憩し涼みながらお弁当を食べるのがオススメです。友愛の森を過ぎると、開けた伐採地が出現します。桜の苗木が植えられており、将来、「千本桜」の林に育つのが楽しみです。

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「友愛の森」の東屋で一息

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千本桜植栽地

赤い絨毯を歩く楽山公園

 千本桜植栽地を右手に眺めながら市街地方面へと下っていくと、やがて楽山公園に着きます。赤く染まったモミジが見事で、落葉するとまるで赤い絨毯のようです。楽山公園からは、街へと下山し、都留文科大学、西願寺、長安寺などを経てまちづくり交流センターへと戻ります。

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 楽山公園へと続くもみじの路

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 もみじで赤い絨毯のよう

 取材後記

 「都留アルプス」をはじめて歩きましたが、山が明るくて、登山道も整備されており、気持ちよく歩くことができました。紅葉が美しく自然を楽しめるほか、烽火台跡や水道橋「ピーヤ」などのスポットもあり歴史を感じることができるは、この「都留アルプス」の面白いところだと思います。紅葉も良いですが、春の桜の時期にも歩いてみたいと思いました。下山後は、都留市内の「ホテルスターらんど」の薬草風呂で疲れを癒やしました。 

(取材・文/小川)

 

ホテル スターらんど(外部リンク)

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都留市観光協会

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電話番号:0554-43-1111(都留市役所産業課内)

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