
ゆったり富士登山8か条
- 弾丸登山は危険行為なのでするべからず
睡眠不足からの体調不良や高山病にかかるリスクが高まります。また、疲労蓄積による転倒・ケガなどから身を守るためにもやめましょう。山小屋に一泊し、時間をかけて登る計画を立てましょう。
- なるべく平日にいくべし
夏休みシーズンでもあるので、土日はさらに混雑します。
- 五合目で体を慣らしてから山頂へいくべし
五合目も標高が約2300メートルと高いため、五合目に到着したら必ず1時間は五合目に滞在し、ストレッチや準備運動をして体を高地に慣らしてから登りましょう。
- 途中の山小屋で休憩するべし
標高が高くなるにつれて酸素量も薄くなります。疲労も溜まりますので標高に身体をならしながら行きましょう。
- 普段は見ることのできない自然や景色を楽しむべし
標高が高く空と近いため、晴れていたら満天の星空や流れ星、遠方には都内の夜景やスカイツリーまで見ることができます。
- ピーク時間をずらして出発するべし
午前3時から午前5時頃は、頂上でのご来光を目指される方が増え、登山渋滞が起こります。ピークの時間をずらして自分のペースで歩幅を合わせて登山を楽しみましょう。
- ご来光は山頂からでなくてもご利益は同じ
山頂付近はとても狭く傾斜もきつくなりますので危険が伴います。また、標高が高くなるにつれて風も強くなり、身体への負担もかかってきますので、広いところで心に余裕をもってご来光を拝みましょう。
- 準備と体調を整えて、富士登山にチャレンジするべし
体調不良は高山病や事故の原因ともなります。少しでも異変を感じたらやめましょう。登山中に体調を崩すとたくさんの方に助けてもらわねばなりません。また、荒天時は体力の消耗も激しくなります。山は逃げないので、体調が万全の時に再度チャレンジしましょう。
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おわりに…
日本一の富士山は標高が3776メートル。相応の準備や装備が必要です。登れることに感謝し、しっかりと計画を立てて、素敵な思い出の1ページをなるように富士登山を楽しみましょう!!
富士登山に必要な最新情報は総合サイトをご覧ください。
《富士山吉田ルートの登山規制について》
山梨県の吉田ルートでは、9月10日(閉山日)までの間、登山道が過度に混雑し、転倒や落石など、登山者の生命の危険が判断される場合には、登山道の混雑緩和のため、必要な箇所において県職員や警察官による一時的な登山の進行の誘導を行う場合があります。詳細は以下のリンクをご覧ください。
