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 審査員総評

【審査員長】櫻井 孝美 氏(安井賞受賞画家)

全体にいつものことながら、甲乙つけ難い作品ばかり。派手な自己主張する力強い作品は少ないが、静かな、内に秘めたメッセージを思わせる作品が多く選ばれた。

 

【審査員】松島 仁 氏(静岡県富士山世界遺産センター 美術史教授)

緩和されつつあるコロナ禍で、それを象徴するように色彩鮮やかで未来志向のメッセージに溢れる優秀な作品が多くみられた。

 

【審査員】五十嵐 哲也 氏(山梨県産業技術センター富士技術支援センター 主幹研究員)

日本のシンボルであり、時に平和の守り神や友人、自然、日常の象徴などと置き換えられた富士山を見ることのできる作品に溢れていた。

 

【審査員】小林 紀子 氏(山梨県立美術館 主幹)

富士山への憧れや敬愛、親近感の強さが、デザイン・メッセージなどに表れていた。どれほどの時間を費やしたのかと思うほど丁寧に、細かく描き込まれた作品がたくさんあり、選考が難しかった。1枚1枚の熱量を大きく感じた。

 

【審査員】秋本 梨恵 氏(山梨県産業技術センター富士技術支援センター 主任研究員)

中学生の作品が例年より良い作品が多かったように感じました。細かい描写やメッセージも個性があり、おもしろい。

 

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