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世界文化遺産登録5周年 まるごと楽しむ富士山

富士山が未来に受け継ぐべき世界の宝として世界文化遺産に登録されて、平成30年6月22日で5周年を迎えました!日本が誇る富士山は世界中の人々を魅了し、連日たくさんの人が富士山を訪れています。絵画や文学の題材となってきた美しい姿や雄大な自然はもちろん、ここにしかない独自の文化など、富士山には知れば知るほど惹かれてしまう魅力がいっぱい‼今年の夏休みは家族そろって“富士山を満喫する旅”に出かけてみませんか?夏休みの自由研究のヒントや、富士山の歴史や文化を感じられるおすすめの散策スポットなど、富士山をもっと知って、歩いて、感じて、まるごと楽しむ情報を3回にわたって紹介します。

富士山の歴史や文化、知れば知るほどおもしろい!

富士山が世界文化遺産であるのは、興味深い歴史や独自の文化があるからなのです。

世界文化遺産とは?

ユネスコが登録する世界遺産は「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」に分かれていて、富士山は平成25年6月22日に「文化遺産」に登録されました。自然遺産では?と思う人もいるかもしれませんが、富士山は日本人の自然に対する考え方や日本文化に大きな影響を与えてきた歴史があり、そうした観点から文化遺産に登録されました。したがって、登録の正式名称も「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」なのです。
火焔を噴き上げる富士山は、麓に暮らす人々にとって恐れの対象でした。人々は祈りを捧げ、富士の神の怒りが鎮まることを願いました。やがて噴火がおさまると、列島随一の高山は山中に分け入る修験者の修行の場となりました。
さらに神仏が住まう山として、多くの人々が登拝(とはい)するようになっていったのです。

富士山頂の朝

内八海巡り

また雄大で美しい富士山は、日本のみならず全世界の芸術家たちに、大きな影響を与えています。最古の歌集『万葉集』をはじめ、『竹取物語』や『伊勢物語』などにも取り上げられたほか、江戸時代には浮世絵師の葛飾北斎や歌川広重によってさまざまな姿が描かれました。それらの絵は海外にも伝わり、ゴッホやモネなどの西洋の芸術家に大きな影響を与えたと言われています。近代では夏目漱石や太宰治の文学作品の題材にもなるなど、富士山は時代を超えて多くの芸術家を魅了し、インスピレーションを与えています。
富士山に対する信仰、富士山に題材を得た芸術は、富士山の山体だけで生まれたものではありません。「世界遺産富士山」は山麓に分布する湖水や神社などを含め、25の構成資産から成り立っています。

葛飾北斎:冨嶽三十六景 諸人登山

葛飾北斎:冨嶽三十六景 甲州三坂水面

※葛飾北斎 冨嶽三十六景の画像は、山梨県立博物館より提供

富士信仰って?

日本にはその昔から山を神聖なものとして崇拝する山岳信仰があります。日本一高くそびえる富士山に対する信仰は、その代表的なものといってよいでしょう。
富士信仰は富士山が噴火を繰り返していた頃、激しく噴き上げる火に人々は怒る神の姿を重ね、崇拝するようになったのが始まりといわれています。噴火が鎮まってからは、富士山頂は仏が神の形となって現れる場所と考えられ、富士山の持つ験力(げんりょく)や霊力を得ようと山に足を踏み入れ、山頂を目指して修行をする者が出てきました。室町時代後半には修行する者だけでなく一般庶民も登るようになり、富士山の神仏のご加護を受けようと登る富士登拝(とはい)は次第に大衆化されていきました。
戦国時代になると、富士信仰は「富士を拝み、富士山霊に帰依し心願を唱え、報恩感謝する」というわかりやすい教えにまとめられ、庶民の信仰として広まっていきました。そして江戸時代には、「江戸八百八講」と言われるくらい、たくさんの江戸庶民が講を組んで富士山を目指しました。「富士講」は富士山に登るだけでなく、山麓の霊地への巡礼や水行などの修行も行いました。巡礼には山頂を一周する「御八葉(おはちよう)めぐり」や中腹を一周する「御中渡(おちゅうど)めぐり」、麓に点在する湖を巡る「内八海めぐり」があります。
※現在、御中道めぐりは一部危険区域があるため通行不可の所があり一周はできません。

現在も活動している富士講

「富士山に三度以上登頂した者」だけに歩くことが許された最上級の修行の道であった御中道。

富士山は女人禁制だった⁉

江戸時代は修験道の伝統として、女性は霊山などへの入山を禁止されていました。富士山も明治5年(1872年)の太政官布告によって禁が解かれるまで、女人禁制でした。ただ、60年に一度の庚申の年だけは四合五勺までの登山が許されていました。

富士山世界遺産センターへ行こう!

富士山の麓、富士河口湖町にある山梨県立富士山世界遺産センターは、富士山の歴史や文化についてわかりやすく紹介している施設です。展示の並ぶ南館の中心には富士山を1,000分の1のスケールで再現したオブジェ(冨嶽三六○)があり、季節や時間によってさまざまな表情を見せる富士山の姿を照明や音で演出しています。雪景色や朝焼けなど次々と変わる様は迫力があり、見入ってしまうほどの美しさです。

冨嶽三六〇

冨嶽三六○を全方位から見られる御中道回廊

富士山が世界文化遺産に登録されるまでの歩みも学べ、施設をめぐると富士山の世界遺産としての価値がよくわかります。また「ふじめぐり」というスマートフォンやタブレットに対応した展示ガイドアプリもあり、ダウンロードすると松岡修造さんのナビゲーションで見学コースを紹介してくれます。このアプリは施設外でも使用でき、世界遺産「富士山」の構成要素のエリアでは、自動的に写真や文字解説(7言語対応)が表示され、日本語の音声案内も流れます。
見るだけでなく、聞いたり、触ったりとさまざまな体験を通して、どなたでもお楽しみいただける新時代の展示施設です。
富士山の世界文化遺産への登録が決まった6月22日は、南館も無料で観覧いただけます。

展示ガイドアプリ:「ふじめぐり」

五感で楽しめる展示内容が盛りたくさん

イベントも楽しもう!

「富士山の麓でマルシェ」
世界文化遺産への登録が決まった6月22日には、毎年センター中庭でマルシェを開催!!キッチンカーや特産品のお店などがたくさん並びます。
6月22日(金)当日は、富士山世界遺産登録5周年記念スタンプラリーも行います。先着100名様なのでお早めに!

これは食べなきゃ!

富士山世界遺産センターの北館2階には、目の前に広がる大きな富士山を眺めながらゆっくりとお茶やお食事を楽しめる「Lava Café」があります。真っ黒なパンにボリュームあるソーセージを挟んだ「溶岩ドッグ」や、地元の老舗和菓子屋が作っている溶岩にしか見えない砂糖が添えられた「溶岩コーヒー」、30,000分の1スケールの富士山をかたどった超メガ盛りカレー「MEGA Mt. Fuji CURRY 」など、目でも楽しめる、ここでしか味わえないオリジナルメニューが揃っています。どれもインスタ映え間違いなし!

6月22日には、「富士山の麓でマルシェ」を開催

ここでしか食べられないメニュー!

富士山をテーマに自由研究をしてみよう!

富士山が最後に噴火したのはいつ?富士山はどうやってできたの?

知っているようで知らない富士山の歴史を調べてみよう!富士山世界遺産センターの南館には、映像や本など約一万年前からの富士山の歴史を知ることができる資料がたくさんあります。

富士山が世界文化遺産登録されるまでのあゆみを調べよう!

富士山が世界文化遺産に登録されるまでには、さまざまな取り組みが行われてきました。どうやって登録を実現したのか、そのあゆみを富士山世界遺産センターの南館で調べてみよう。

葛飾北斎の「冨嶽三十六景」はどこで描かれたの?

江戸時代後期に活躍した浮世絵師の葛飾北斎は「冨嶽三十六景」と題する一連の作品で列島各地から見た富士山を描きました。当初は文字どおり「36景」でしたが、好評を博したため10枚追加され「46景」となりました。富士山世界遺産センターの富士山ライブラリーや「富士山百画」のコーナーでは、この絵について詳しく調べることができます。現在でも絵柄の富士山を望める場所もあります。実際の場所に行って、浮世絵とくらべてみてもよいでしょう。

富士山世界遺産センターの富士山ライブラリーには富士山に関連するさまざまな図書が揃っています

富士山頂にあった白いドームってなに?

富士山頂には1999年まで不思議な形の白いドームがあったのを知っていますか?3,776mもある山頂にどうやってドームを作ったのか?そのドームはどんな役割があったのか?富士吉田市にある富士山レーダードーム館(山梨県立富士山世界遺産センターから車で約15分)で調べることができます。ドーム館では山頂の気温と風も体験できます。

白いドームがシンボルの富士山レーダードーム館

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