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紅葉の覚円峰

更新日:2019年9月24日

マイスターがオススメする昇仙峡の楽しみ方!

開府500年を迎えた甲府市を代表する観光地といえば昇仙峡(しょうせんきょう)。
昇仙峡は、1953年に国の特別名勝に指定され、

観光地100選渓谷の部第1位
環境省認定名水百選
平成百景第2位(第1位は富士山)

にも認定されています。また、令和元年6月に登録決定された甲武信ユネスコエコパークの地域にもなっています。

今回は、これから紅葉で最盛期を迎える昇仙峡の楽しみ方を、昇仙峡マイスターの「雨宮洋一さん」と一緒にご紹介致します!

なお、昇仙峡の紅葉を最も楽しめる時期は、11月上旬から中旬となります。

昇仙峡マイスター

 それでは、雨宮さんにご登場いただきます。

雨宮洋一さん

▲昇仙峡マイスター 雨宮洋一さん

雨宮さんは登山と自然が大好きな現在76歳。昇仙峡マイスターや地域通訳案内士として、国内外のお客様をご案内しています。

雨宮さんはおもしろおかしく、昇仙峡の魅力をたっぷりと伝えてくれます! 

「昇仙峡マイスター」連絡先 → 昇仙峡観光協会 055-287-2158

「昇仙峡マイスター」によるガイドは、1回3,000円です。

 昇仙峡への行き方

●自家用車の場合:最寄りの中央自動車道甲府昭和ICから約60分。甲府駅からは約40分。

●公共交通機関ご利用の場合:甲府駅南口バスターミナル4番のりばから

・昇仙峡口まで、約30分(片道600円)

・グリーンライン昇仙峡まで、約40分(片道840円)

・昇仙峡滝上まで、約50分(片道920円)

※秋の紅葉シーズンには、臨時便も運行。詳しくは、山梨交通のホームページ(外部リンク)にて、ご確認ください。

 昇仙峡の楽しみ方(長潭橋~県営駐車場)

昇仙峡は渓谷沿いを歩いて楽しむのがオススメ!最初のおすすめスポットは、昇仙峡の玄関口(天神森エリア)にある「長潭橋(ながとろばし)」です。

 

昇仙峡全体図(長とろ橋)

▲昇仙峡全体図

大正14年に竣工した橋で、バス停付近から写真を取れば、映える写真が1枚できあがり!現在、新しい橋の建設が進められていますが、この歴史ある橋もこのまま残されることになっています。それだけ昇仙峡の玄関口として親しまれている橋なのです。

 

長潭橋

▲長潭橋

 さあ、渓谷沿いを歩き始めましょう!とその前に、ここにはトイレがありますので、出発前に行っておきましょう。

 

天神森トイレ

▲トイレ

長潭橋から次のトイレポイントの天鼓林までは2.2km、歩いて約40分です。渓谷沿いの遊歩道ですが、平日は一方通行で車両も通れるので、車には気をつけて歩きましょう。(土・日・祭日は車両通行止めです。)

 

渓谷沿いの見どころは、いろいろな形をした岩。「まさに名前のとおり!」という岩から、ちょっとわかりづらいものもありますが、ご自身で名前をつけてみるのもいいでしょう。

オットセイ岩

▲オットセイ岩

松茸岩

▲松茸岩

 

大佛岩

▲大佛岩

熊石

▲熊石

 

寒山拾得岩と登竜岩

▲寒山拾得岩(かんざんじゅっとくいわ)と登竜岩(とりゅういわ)。寒山と拾得は、中国唐時代の詩人としても名高い僧侶です。写真左が寒山、中央が拾得。

さて、この登竜岩。雨宮さんの話では、昇仙峡エリアは地質としては花崗岩(かんこうがん)が400万年前に隆起した場所になるそうで、登竜岩はこの花崗岩の間に安山岩が貫いており、その様子が登り竜のように見えることからこの名前がついています。

 

渓谷沿いの岩は、マグマが地下で固まり隆起した後、数百万年かけて削られた結果、いろいろな形に変化したもので、地質学上は、富士山や八ヶ岳よりも古い歴史をもちます。この花崗岩とともに良く産出される鉱物が水晶で、昇仙峡を含む山梨県の北部エリアは水晶の産地となりました。江戸時代後期からは水晶を加工する研磨技術も発達し、現在、山梨県はジュエリー生産量日本一となっています。

 

ジュエリー(オオヨリ)

▲山梨県のジュエリー (提供:貴石彫刻オオヨリ)

岩を眺めながらしばらく歩くと、紅葉映えスポット、「天鼓林(てんこりん)」に到着します。天鼓林では、特定の場所に立って足を強く踏み鳴らすと、地中からポンポンと太鼓のような音が聞こえてきます。地盤が固い奥秩父の山中特有の現象で、昔より聞こえるポイントが少なくなってしまったようですが、お試し下さい。トイレや東屋もありますので、ここで休憩をとるのがいいでしょう。

 

紅葉の天鼓林

▲紅葉の天鼓林(見頃は他の場所より少し早く、例年10月下旬~11月上旬)

 

 

天鼓林から20分ほど歩くと、県営駐車場につきます。

 

昇仙峡の楽しみ方(県営駐車場~滝上エリア)

 

昇仙峡全体図(県営駐車場)

▲昇仙峡全体図(県営駐車場)

昇仙峡県営駐車場

▲県営駐車場 無料です。紅葉シーズンは県道挟んで反対側にも臨時の駐車場が設けられます。

県営駐車場から滝上エリアと呼ばれるお店のたくさんあるエリアまでは、歩いて約45分です。この区間も一段と見事な渓谷美を見せてくれます!

ただ、もう疲れて歩けないという方は、この駐車場にバス停がありますので、滝上エリアまで路線バスで行くことができます。また、路線バスの他に昇仙峡には「乗合バス」もあって、こちらのバスは1区間300円、路線バスが通っていない金櫻神社や荒川ダムまで行くこともできるので、目的地や時間に応じて、上手に使ってください。

 

さて、駐車場から少し歩くと、何軒かお店が見えてきます。そのうちの1つ、天空乃杜(てんくうのもり)。こちらでは、水辺まで降りて涼を感じることができるほか、天空デッキ(出入り自由)で景色を眺めたり、研磨職人体験もできます。少し疲れてきた頃合いですので、こちらでゆっくりするのもいいでしょう。

 

天空乃杜広場

▲天空乃杜広場

 

天空乃杜テラス

▲天空乃杜テラス

天空乃杜紫水晶

 ▲展示されている紫水晶

  

さらに渓谷沿いを進み、天空乃社から約10分、昇仙峡のシンボル、覚円峰(かくえんぽう)を最もきれいに眺めることのできる「夢の松島」に到着します。

 

夢の松島エリアその2

▲夢の松島

 

覚円峰は険しい断崖絶壁の岩峰で、覚円僧侶がこの上で修行したことが名前の由来となっております。

 

夢の松島覚円峰

▲夢の松島からの覚円峰

 

 夢の松島には、ポツンと1軒、老舗のお店「金渓館」があります。

こちらで食べるイワナの塩焼きは絶品!是非、ご賞味あれ!

 

金渓館メニュー看板

▲金渓館のメニュー

 

さて、夢の松島を過ぎて少し進むと、左側に東屋があり、そこには碑が建てられています。この碑は、江戸時代に昇仙峡を開拓した長田円右衛門(おさだえんえもん)の功績を称える碑です。

 

 

長田円右衛門の碑

▲長田円右衛門の碑

昇仙峡地域は、江戸時代、米がほとんどとれない土地で、生活費を稼ぐため、村人は薪炭を背負っては険しい山道を下り、甲府城下まで売りに出かけていました。この状況を変えるべく、天保四年(1833年)、長田円右衛門は新道開削を計画し、難工事に九年の歳月を要し、ようやく完成しました。そして現在、皆様が歩いているこの道こそが、円右衛門が生活のために切り開いた新道であり、この新道により往来がしやすくなり、昇仙峡の絶景が世に広まることとなったのです。

 

昇仙峡紅葉の渓谷沿い

▲渓谷沿いの紅葉

  

また、大正11年(1922年)10月8日の山梨日日新聞には、大正天皇の摂政を務めていた皇太子(後の昭和天皇)の行啓時に、「昇仙峡は全国一のすばらしい渓谷である。同行の記者団にそのように伝えよ。」とお言葉を述べられています。その2ヶ月後の12月16日には、国の名勝として指定されました。

 

昇仙峡新聞記事

▲大正11年10月8日の新聞記事

 

次に現れるのが、この岩。

 

「石門(いしもん)」と呼ばれるこの岩、よく見て下さい。

 

石門1

▲石門その1。黄色部分に注目

 

石門2

▲石門その2

 

 

石門3

▲石門その3。黄色部分アップ。くっついてない!

石門を過ぎた先にある昇仙橋を渡り切ると、昇仙峡のメインディッシュ、仙娥滝(せんがたき)が登場します。落差は30mで、日が射せば虹がかかることもあります。虹の仙娥滝を見ることができればラッキーですね。

 

仙娥滝1004

▲仙娥滝

 

また、仙娥滝を眺めるあなたの後ろには、碑が建てられています。

 

仙娥滝後ろの碑

▲仙娥滝を眺めるあなたの後ろの碑

この碑は、前述の「昇仙峡が国名勝として指定が決定したことを記念したもの」で、大正12年(1923年)3月に内務大臣指定と書かれています。

仙娥滝からは180段のきつい登り階段をラストスパート。登った先には、お店が立ち並ぶエリア(滝上エリア)に到着です。

昇仙峡の楽しみ方(滝上エリア)

 

昇仙峡全体図(滝上)

▲昇仙峡全体図(滝上エリア)

 

 

地元が誇る御岳そばのお店をはじめ、ワインや水晶が並ぶお店などお気に入りのお店にお立ち寄りください。

 

 

昇仙峡滝上エリアその1

▲地元の名物御岳そばのお店や水晶、ワインのお店が立ち並びます。

 

昇仙峡にはロープウェイもあります。山頂からは富士山や金峰山、南アルプスなど、数々の山に加えて、甲府盆地も一望できますので、こちらもおすすめです! 

 

昇仙峡ロープウェイ山頂

▲ロープウェイ山頂

 

昇仙峡ロープウェイ山頂

▲ロープウェイ山頂から徒歩で約20分の弥三郎岳(やさぶろうだけ)。ここから眺める富士山や甲府盆地の景色はまさに絶景!

 

 

Related facility

施設情報

昇仙峡ロープウェイ外観

昇仙峡ロープウェイ

山梨県甲府市猪狩町441

電話番号:055-287-2111

施設の詳細を見る(外部リンク)

また、同じ滝上エリアの「影絵の森美術館」もオススメ!こちらの美術館は、世界的な影絵作家「藤城清治」のコレクションで知られています。

 

昇仙峡影絵の森美術館紹介

▲昇仙峡影絵の森美術館

 

 

それ以外にも、甘党の方におすすめしたいのは自社の提携養蜂園でとれた「はちみつ」です。美術館スタッフの根津さんから、蜂に関するおもしろい話も聞くことができますよ。

 

昇仙峡根津さん

▲緑のポロシャツが根津さん

影絵の森はちみつ

▲山梨県産 生はちみつ

Related facility

施設情報

影絵の森美術館

昇仙峡影絵の森美術館

山梨県甲府市高成町1035-2

電話番号:055-287-2511

施設の詳細を見る(外部リンク)

 昇仙峡には、先日、タレントの出川哲郎さんも電動バイクで訪れました。

10月12日(土)午後6時30分放送予定 テレビ東京「出川哲郎の充電させてもらえませんか?」 → ホームページはこちら(外部リンク)

是非ご覧下さい!

 

また、(公社)やまなし観光推進機構で発行のパンフレットには、お店で使えるクーポン券もついていますので、こちらも参考に昇仙峡をお楽しみ下さい!

 

パンフレット(ワイン県やまなし秋号)(外部リンク)

 

その他のオススメスポット

 

●板敷渓谷(紅葉の見頃:10月下旬~11月上旬)

県道を北に進み、影絵の森美術館を越えて金櫻神社方面にさらに登っていくと、荒川ダム方面への分岐点があります。分岐点を荒川ダム方面に右折し、ダムを越えて橋を渡った先の三差路を左折すると、左手に駐車場がありますので、ここに車を止め、歩いて約10分。トンネル手前の右手に、板敷渓谷の看板があります。

板敷渓谷入口

▲板敷渓谷入口

板敷渓谷木製橋

▲渓谷内では木製の橋を渡って進みます。

 

この渓谷、入り口から約15分歩いた先には、高さ30mを越える大滝と呼ばれる滝があり、気軽に滝を楽しめるスポットとして人気があります。極寒の冬には、滝全体が凍ることも。仙娥滝とあわせてお楽しみ下さい!

虹の大滝

▲虹の大滝

 

●竹日向の麦巻きもみじ(見頃:11月20日前後)

 

昇仙峡グリーンライン駐車場から県道を少し北に進んだカーブに、市営林道高成線と案内があります。

竹日向林道入口

▲県道からの林道入口(市営林道高成線起点)

竹日向林道分岐

▲林道を進んだ先の分岐は右に

 

竹日向町集落

▲竹日向町の集落。消防団詰所横の坂道を上がっていった先の右側にあります。

  

この林道を車で5分ほど進んだところに竹日向町の集落があり、この集落の公会堂横には、大変見事なもみじの木があります。「麦まきもみじ」と呼ばれるこのもみじ、樹齢は約300年で幹の太さは3m弱。「もみじが赤くなるまでに麦をまけばよい」ということが名前の由来です。例年、11月20日くらいが見頃で、林道から見上げるのがおすすめの見方です。

麦まきもみじ

▲竹日向の麦まきもみじ

 

●金櫻神社

 

神宝は神領地で発掘され磨き出された水晶の「火の玉、水の玉」。境内の櫻は、金の成る木の「金櫻」で、金運アップのパワースポットとして近年注目されている神社です。神社までは、さきほどご紹介した乗合バスを使うといいでしょう。 

水晶の御朱印

▲金櫻神社 水晶の御朱印

金櫻神社については、こちらの記事もご覧ください。 → 金櫻神社と金峰山信仰(外部リンク)

 

●巨大水晶噴水塔

昇仙峡滝上エリアに水晶の噴水塔を建設中!インスタ映えスポットとして乞うご期待!!10月中の完成目指し、鋭意作業中!

  

イベント情報

 ●昇仙峡かぐやナイト(3千本の竹とうろうと和楽器演奏)

令和元年10月18日(金)~10月20日(日)17時30分~20時30分 

かぐやナイトその1

▲昇仙峡かぐやナイト(その1)

昇仙峡かぐやナイト2

▲昇仙峡かぐやナイト(その2)

 

●昇仙峡仙娥滝ライトアップ

令和元年10月18日(金)~11月23日(土) 

仙娥滝ライトアップ

▲仙娥滝ライトアップ

 

イベントを含めた昇仙峡の詳細な情報については、昇仙峡観光協会(外部リンク)のホームページをご覧ください。

 

また、甲府市全体の観光情報については、甲府観光ナビ(外部リンク)もご覧下さい。こちらでも、昇仙峡の楽しみ方を紹介しています。 

 

それでは皆様、見どころ満載の昇仙峡へいらっしゃい!!

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