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更新日:2023年6月22日
山梨県は、桃の収穫量が全国ナンバーワン!7月から8月の旬の時期には、山梨県内各地の観光農園で桃狩りが楽しめ、シーズン中には多くの観光客で賑わいます。今回は、おすすめの桃狩り農園の中から厳選3施設をご紹介。都心から約90分と好アクセスの観光農園で桃の収穫体験のほか、桃の食べ放題や、農家カフェの美味しいスイーツを堪能するなど、山梨の桃を思いっきり味わい尽くしてみてはいかがでしょうか。
目次 |
笛吹川フルーツ公園から車で5分、地元で「山地(やまじ)」と呼ばれる山肌の傾斜地に畑を構える「萩原フルーツ農園(はぎはらふるーつのうえん)」。この土地ならではの朝晩の寒暖差や長い日照時間、水はけの良い土壌、山から吹き下ろす風といった果物栽培に適した環境で、9品種の桃を育てています。「人手と手間を惜しまないことが美味しい桃の理由」と話す、農園スタッフの萩原恵子(はぎはらけいこ)さん。その言葉の通り、ひとつひとつの工程を丁寧かつ適切なタイミングで行うため、こちらの農園の桃は甘味も香りも濃厚です。さらに、園内にある「やまきやカフェ」では、絶品の桃スイーツを味わうこともでき、遠方から訪れるリピーターも多い観光農園です。
受付の建物からさらに標高の高い場所にある桃畑まで登ると、そのロケーションは抜群!爽やかな風が吹き渡る中、富士山とのどかな農園風景を眺めながら桃狩りを楽しむことができます。できるだけ農薬を使わず、手間ひまかけて作られる桃は濃厚な味わいで、みずみずしくも桃本来のシャキッとした食感を残しているのが特徴。収穫した桃は、お持ち帰りだけでなく発送も可能なので、遠方から訪れた際もフレッシュな桃をご自宅で召し上がることができます。
晴れの日にはぶどう棚と富士山が見渡せる絶好のロケーション
昼夜の寒暖差と恵まれた日照時間によって育まれた甘くて香り豊かな桃
山の斜面を開拓して作られた桃畑。水はけの良い土壌と良好な自然風はこの土地ならでは
お土産用の桃は発送対応も可能
古材を用いた趣ある佇まいの「やまきやカフェ」では、桃を贅沢に使用した「桃のプチパフェ」や、桃のコンポートを使ったイタリア版かき氷「桃のグラニータ」をはじめとする、絶品スイーツを味わうことができます。隣接する売店では、桃ジュースやジャムのほか、地元の福祉施設が開発・製造したドライフルーツやグラノーラなど、地域にゆかりのある加工品も多数販売。萩原フルーツ農園と山梨県内の老舗ワイナリーとのコラボレーションにより生まれたオリジナルワインも購入することができます。
古材を使用して建てられた趣ある「やまきやカフェ」でゆったり
桃のコンポート、ジャム、ジェラートを盛り込んだ「桃のプチパフェ」と、さっぱりとした味わいの「桃のグラニータ」
お土産には濃厚な桃ジュースやコンポートなどもおすすめ
売店ではジャムやビネガー、グラノーラ、オリジナルワインなども販売
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施設情報 |
山梨県内で有数の「桃の里」として知られる笛吹市一宮町(いちのみやちょう)で、開園から30年以上にわたり高品質な桃を作り続けている「金桜園(きんおうえん)」。もぎたての桃が味わえることはもちろん、「おもてなしを大切にしたい」と話す園主の堀内圓(ほりうちまどか)さんの細やかな気配りや風光明媚なロケーションが評判を呼び、多くの著名人も足繁く通う人気の観光農園です。2023年春にはドッグランをオープンするなど、園内の設備も充実。春の花桃シーズンには、広大な敷地一面に鮮やかなピンクの花がたわわに咲きこぼれます。
金桜園の魅力は、なんといってもその広大な敷地面積。南アルプスの山々を望むロケーションの中、見渡す限りに種類豊富な桃畑が広がります。鮮やかなピンク色の花桃が咲き乱れる春には「お花見会」が開催され、その時々で特設ステージでのイベントやショーなども企画され、賑わいを見せます。7月から8月の桃狩りシーズンにかけては、「白鳳(はくほう)系」を中心に約20種類もの桃が実り、新鮮な桃を味わいながら園内を散策することができます。
様々な品種を栽培する金桜園。畑の一画には希少種の「冬桃(ふゆもも)」も
広々とした園内は散策するだけでも楽しい。園内には、バリアフリーの洋式トイレなど、設備面にも細やかなおもてなしが
春には、お花見のためだけに訪れる観光客も多いのだそう
桃狩りの後は、お楽しみのお土産タイム。金桜園では、大瓶いっぱいに詰まった桃のシロップ漬けや、JA全農やまなしのプライベートブランド商品である果汁100%のももジュース「ノももン」などの加工品を購入することができます。また、2023年の春には、園内にドッグランを新設。愛犬を連れて、安心してゆったりお買い物を楽しむことができます。
ゴロゴロとおおぶりの果肉を詰め込んだ桃のシロップ漬け
山梨県では定番のご当地桃ドリンク「ノももン」もおすすめ
大切な愛犬もドッグランがあれば安心
8月下旬からはぶどう狩りもスタート
施設情報 |
中部横断道の白根ICから車ですぐ、富士山を望む南アルプス市百々(どうどう)に「西村農園(にしむらのうえん)」はあります。「硬い桃の美味しさを知ってもらいたい」、そう語る園主の清水忠彦(しみずただひこ)さん、美和子(みわこ)さん夫婦が丁寧に育てる桃の品種は、なんと約30種類!桃狩りや桃の食べ放題が楽しめる7月中旬から8月末には、その豊富な品種と、もぎたてならではのシャキッとフレッシュな味わいを求め、多くの家族連れや観光客が訪れます。園内では、暑い時期にピッタリなオリジナル桃ジェラートの販売も行っています。
ひとくちに「桃」といっても、品種によって熟すタイミングはそれぞれ。西村農園では、「白鳳(はくほう)」や「嶺鳳(れいほう)」、「あかつき」、「なつっこ」など、そのタイミングに食べ頃を迎えた品種の桃を食べ比べることができます。樹上で完熟した桃は、シャキッとした歯ごたえと豊かな風味・甘味が特徴。桃狩りだからこそ味わえる、フレッシュで糖度が高い桃が楽しめます。
桃は常温の方がより甘みを感じやすいのだそう
低農薬栽培にこだわる3代目園主の清水さん
高い位置に実っているものが特に美味しいのだとか
広々とした園内。子ども達にとっては直に果樹に触れられる貴重な機会に
園内では、調理師免許を持つ美和子さんが手がけるオリジナル桃ジェラートやコンポート、ジャムなども販売しています。特に、桃を皮ごと使った滑らかな口溶けのジェラートは、桃本来の優しい風味がダイレクトに感じられる逸品。桃狩りでひとしきり楽しんだあとに、火照った体をジェラートでクールダウン…というお召し上がり方もおすすめです。なお、桃や果物の加工品などを持ち帰る際は、クーラーボックスを用意しておくと便利。もぎたての味わいを、思い出とともにご自宅でもお楽しみいただけます。
家族総出で内装を施したという、おしゃれなコンテナハウスでジェラートと果物の加工品を販売
ほのかなピンク色が見た目も可愛らしい桃ジェラート
滑らかな口溶けと優しい甘みは新鮮な桃を使用しているからこそ。皮の食感がアクセントに
ショップにはお土産用の桃の販売も
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施設情報 |
山梨でフルーツ狩りを体験できる施設は、下のバナーからも検索可能です。ぜひご活用ください!
フルーツ狩りガイドには、山梨のフルーツ狩りの魅力、フルーツそれぞれの旬の時期やフルーツ狩りができるエリアが掲載されています。ぜひお手元に!下のリンクからダウンロードいただけます。
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【開催期間:2023年6月26日(月曜日)~8月6日(日曜日)】