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春の山菜

四方を山々に囲まれた山梨の「春」は山からやってくる

山からやってくる「春」は山の芽吹き。やさしい緑に輝く自然の恵み、山菜たちです。
冬の大地を滋養としてたくましく成長します。ワラビ、ゼンマイ、コゴミ、コシアブラ、ツクシ、山ウド、フキ、たらの芽、タケノコ。そして野草もノビル、ヨモギなど。名前を確認するだけでも春の薫りがしてきます。そして美味しそう。まだ子どもの時代では十分に堪能できなかったおとな好みの味覚。まさに旬の味ですね。

春の芽吹きを感じるアルプス山系

山菜まつり売り場

市場でも手に入れることは出来ますが、やはり醍醐味は、春の野山に分け入って直接採取すること。山梨各地にも旬の宝庫があり、愛好家はこの季節を心待ちにしています。それぞれ「とっておき」の場所があり、根絶やしに採取しない翌年へのエチケットを大切にしています。また、よく似た毒草と見分ける目も必要です。
お浸しに、天ぷらに、煮物にと大人の舌をそそります。多くはアクを強く持っており、ひと工夫が必要。そのウンチクを傾けながらの調理も楽しみのひとつです。ただし各地域の民宿・飲食店等で店主のご自慢山菜料理をいただくのが最も早道ですが。

山菜いろいろ

うど

たら

山ふき

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