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更新日:2019年12月20日

山梨の郷土料理「ほうとう」の魅力とは?県内の美味しいお店を紹介

「ほうとう」は山梨県民のソウルフード。山梨には、物事がうまく進んだときに「うまいもんだよ、かぼちゃのほうとう」という言い回しがあるほど、みんなに親しまれている郷土料理です。栄養満点で体がぽかぽか温まるので、寒い冬はとくに美味しく感じられます。今回は、甲府、勝沼、富士五胡、富士川、身延の各地域でほうとうを楽しめるお店をご紹介。お店によって汁の味や具材が違うので、いろいろ食べ比べてお気に入りを見つけませんか。

山梨県民のソウルフード「ほうとう」とは?

山梨の郷土料理、ほうとう

「ほうとう」は山梨を代表する郷土料理。小麦粉を練った平打ち麺に、かぼちゃや芋類、きのこ、季節の野菜、肉などの具材を加えて、味噌仕立ての汁で煮込む素朴な料理です。古くは戦国武将、武田信玄が陣中食にしていたとも伝えられてきました。

家庭では大鍋で作ることが多いですが、お店では1人分ずつ鉄鍋で提供されるのが一般的です。打ち粉がついたまま煮込むので、汁にとろみがつき、麺とよくからむのが特徴。麺のモチモチ食感や風味豊かな汁は一度味わうとやみつきになります。

【ほうとうの作り方】

水を入れて小麦粉を練る

水を入れて小麦粉を練ります

 

約1cm幅に切る

伸ばして約1cm幅に切ります

 

味噌をとく

味噌をといて野菜と一緒に煮込みます

 

旅行者におすすめ!山梨名物のほうとうを食べられる店

ちよだ 甲府市

甲府駅南口から徒歩3分の好立地にある1941年創業の老舗。昭和の風情を残した店内は落ち着ける雰囲気で、地元の人にも出張のビジネスパーソンにも愛されています。名物のほうとうは注文をうけてから作るため30分かかりますが、じっくり煮込んで数種類の野菜の旨みが溶けこんだ汁の美味しさは格別です。
また、同店は「おざら」発祥の店としても有名。おざらとは、ゆでたほうとうの麺を冷水で冷やし、しょうゆ味の温かいつゆで食べるもので、夏もさっぱり食べられます。寒い季節は平日限定の温かいおざら「ゆもり」も人気です。

ちよだのほうとう

1941年創業の老舗の名物の「ほうとう」

ちよだのおざら

ゆでたほうとうの麺を冷水で冷やした「おざら」

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施設情報

ちよだの外観

ちよだ

甲府市丸の内2-4-8

電話番号:055-222-5613

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「ちよだ」の他に甲府市内でほうとうが食べられるお店は以下から確認できます。

 

皆吉(みなき) 甲州市

築130年以上の古民家を利用した行列のできる人気のほうとう専門店。自家製味噌と自家製だしにこだわり、香り高くコクのある味噌は、入手が難しく「幻の大豆」と言われている身延町のあけぼの大豆を使って約10か月間熟成したもの、だしは北海道産利尻昆布やなどを使って化学調味料を一切使わず毎朝とっています。その他、野菜などの食材に関しても、地産地消を目指し市内の農家さんから仕入れているので、新鮮なものばかり。
ほうとうメニューは、野菜・きのこ・鶏肉・豚肉・特製の5種類で、どれも品のあるやさしい味わい。建物は登録有形文化財でもあり、待ち時間には美しい庭も散策できます。

皆吉のほうとう

自家製の味噌とだしにこだわった「ほうとう」

登録有形文化財に指定されている建物

登録有形文化財に指定されている建物

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施設情報

皆吉の外観

皆吉

甲州市勝沼町等々力1372

電話番号:0553-44-0004

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天下茶屋 富士河口湖町

標高1300メートルの御坂峠にある1934年創業のほうとう屋。富士山と河口湖の絶景が一望でき、過去には太宰治や井伏鱒二などの文人も滞在しました。「富士には月見草がよく似合う」で知られる太宰治の小説『富嶽百景』の舞台でもあり、2階には太宰治文学記念室が併設されています。
ほうとうメニューは、「ほうとう鍋」と「きのこほうとう鍋」の2種類。10月末~11月頃は「きのこほうとう鍋」に山梨県産の特大の天然なめこが入ります。河口湖分店「峠の茶屋」もあります。
(※冬期は天候により休業する日もあり。太宰治文学記念室は冬期休業)

天下茶屋のほうとう

太宰治、井伏鱒二も愛した「ほうとう」

天下茶屋から見る富士山

この絶景を見に来られるリピーターもいるそうです

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施設情報

天下茶屋の外観

天下茶屋

南都留郡富士河口湖町河口2739

電話番号:0555-76-6659

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ほうとう不動河口湖北本店 富士河口湖町

ほうとうメニューは「不動ほうとう」1種類のみで勝負。自家製のコシのある麺を、かぼちゃや山菜など富士山麓の味覚と一緒にじっくり煮込んでおり、素朴で家庭的な味わいにほっとします。お好みでピリ辛の「不動秘伝の薬味」を加えれば味の変化も楽しめます。
河口湖北本店をはじめ、河口湖南店、河口湖駅前店、東恋路店と河口湖周辺に4店舗を展開。それぞれ店の雰囲気が違い、本店は古民家風、東恋路店は富士山にかかる雲をイメージしたおしゃれなデザインです。

ほうとう不動河口湖北本店のほうとう画像

富士山麓の味覚を楽しめる「不動ほうとう」

ほうとう不動東恋路店外観

目を引く外観の東恋路店

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施設情報

ほうとう不動河口湖北本店外観

ほうとう不動河口湖北本店

南都留郡富士河口湖町河口707

電話番号:0555-76-7011

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味菜庵(あじさいあん) 身延町

富士川流域の郷土料理を楽しめる食堂。峡南地域ではほうとうを「のしいれ」や「のしこみ」と呼ぶことがあり、同店では「のしいれ」の名で提供しています。
身延町特産の「あけぼの大豆」を使った手づくり味噌は甘みが強く、太さや長さにばらつきのある極太の手打ち麺と相性抜群。まるで田舎のおばあちゃんが作ってくれたような懐かしさを感じる味にほっとします。ほかに「おざら」や竹炭を練り込んだ「竹炭おざら」もあります。
この食堂がある、なかとみ和紙の里には、美術工芸品を展示する「なかとみ現代工芸美術館」、紙漉き体験工房「漉屋なかとみ」、おみやげ処「紙屋なかとみ」もあり、食事の他にも楽しめます。

味菜庵のほうとう

身延町特産のあけぼの大豆を使用したのしいれ

味菜庵のおざら

地元の組合がつくった竹炭パウダーを練り込んだ竹炭おざら

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施設情報

味菜庵の外観

味菜庵

南巨摩郡身延町西嶋380

電話番号:0556-42-2585

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つくたべかん 富士川町

富士川町十谷地区には、ほうとうに似た郷土料理の「みみ」があります。みみとは、小麦粉を練って農具の「箕(み)」に似せた三角形の麺を、季節の野菜などと煮て味噌で味付けした料理。やさしい味わいとモチモチ食感がたまりません。同店では「みみ」(単品)や「みみ御膳」(要予約)を楽しめます。
名前の由来は福をすくいとるという意味をこめた「福箕(ふくみ)が転じた」とか「耳のかたちに似ているから」など諸説あります。つくたべかん自慢の味を、地元のお母さんが丁寧に教えてくれる、みみ・そば・味噌などの手作り体験教室があります。

特製メニューみみ御膳

ここでしか味わえない特製メニュー「みみ御膳」

みみ・そば・味噌などの手作り体験

みみ・そば・味噌などの手作り体験ができます

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施設情報

つくたべかんの外観

つくたべかん

南巨摩郡富士川町十谷2994-7

電話番号:0556-20-2020

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古今亭 笛吹市

1972年創業、石和温泉街でも指折りの郷土料理の老舗です。人気のほうとうは、昔ながらの地粉を使ったコシのある手打ち麺を合わせ味噌の特製スープに合わせ、注文を受けてから鉄鍋で15~20分じっくり煮込みます。定番の「ほうとう」以外に、海老・納豆・カレー・しるこ・猪・鴨など、変わり種ほうとうも勢ぞろい。
さらに話題の笛吹市新名物「ラーほー」(下記も参照)も楽しめます。「ラーほー」とは、ほうとうの麵をラーメンのスープで食べる笛吹市の新ソウルフード。濃厚な醤油味とすっきり塩味の2種類から選べます。

古今亭のほうとう

コシのある手打ち麺を使用した定番のほうとう

古今亭のラーほー

笛吹市新名物、ラーほー

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施設情報

古今亭の外観

古今亭

笛吹市川中島78−1

電話番号:055-262-2627

施設の詳細を見る(外部リンク)

この他にも山梨県内各地にこだわりのほうとうが食べられるお店がたくさんあります。詳しくはこちらから!

ほうとう提供店リストバナー

 

笛吹市を訪れたらぜひ食べたいのが新名物の「ラーほー」です。「ラーほー」とは、ほうとうをラーメン感覚で気軽に食べてもらおうという想いから、市と飲食店、料理研究家が協力して発案した“ほうとう麺を使用したラーメン”です。店によって味が違うので食べ歩くのもお楽しみ。提供店は以下から確認できます。

ラーほー提供店リストバナー

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